「22卒コミュニケーションツールに関する調査」7割が「就職活動でLINEを使用したい」
株式会社学情は、2020年3月に卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に就職活動に関するインターネットアンケートを実施し、「就職活動でのコミュニケーションツール」に関して調査を実施した。
最も連絡がつきやすいのは「LINE」
「就職活動で最も連絡がつきやすいツール」を質問したところ、最多は「LINE」で52.3%、ついで「メール」が44.3%、「電話」が3.4%という結果になった。
LINEは、「使い慣れていて便利」「見逃す心配がない」「一番よく利用するため、早く返信ができる」「メールよりも頻繁に確認するから」などの声が挙げられた。
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また、「日常で良く活用しているコミュニケーションツール」を質問したところ、「LINE」が93.9%と突出する結果となった。
一方で「電話」は9.0%にとどまり、LINEでのコミュニケーションに慣れ、電話を好まない20代の特徴が表れる結果となった。
時期によって活用頻度が変化している!?
「就職活動で最も連絡がつきやすいツール」を2022年卒と2021年卒で比較すると、学生がメインで使用するコミュニケーションツールに変化があることがわかった。
具体的には、「LINEは電話の代わりに利用したい」「LINEには日程調整など、すぐに返信が必要なやり取りの時に便利」などの声が挙げられた。就職活動において、LINEは「メール」ではなく「電話」の代替としての利用を希望していることがわかった。
「メール」の活用に関しては「ビジネスで最も使うツールだと思うから、メールに慣れておきたい」「メールは添付ファイルを送ることができて便利」など、メールならではの利点を実感している学生が多いこともわかった。
「就職活動の連絡でLINEを使いたい」人は7割以上
「就職活動の連絡でLINEを使用したいですか」と質問したところ、38.5%が「ぜひ利用したい」、33.2%が「どちらかと言えば利用したい」、16.4%が「どちらとも言えない」、9.1%が「どちらかと言えば利用したくない」、2.6%が「利用したくない」と回答した。
7割以上の学生がLINEの利用を希望するも、「LINEは気軽に利用できる反面、どのような文面で返信すれば失礼がないか不安もある」「アイコンの写真に気を遣う」「公私混同しないようにしたい」などの、便利さや手軽さゆえの不安の声も寄せられた。
LINEを使用したい最大の理由は「使い慣れているから」
「就職活動でLINEを利用したい理由」を質問したところ、最も多かったのは「使い慣れたツールだから」で72.2%、次いで「メールのように見逃してしまう心配がないから」が53.4%と続いた。
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