従業員自ら身上変更を申請できる 人事労務freee「身上変更ワークフロー」の提供を開始
freee株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下freee)は「人事労務freee」上で身上変更ワークフロー機能をリリースした。
バックオフィスの業務効率化
「身上異動」とは、氏名変更や転居、結婚や離婚、子どもの誕生など家族構成に変更が生じることなどを指す。これらを、会社へ届け出ることで、手当や控除額の変更、住民税や社会保険の変更など、人事管理の事務手続きが行われる。
これまでは「身上異動届」を元にデータを入力し、システムに反映させる流れであったが、本人情報の変更申請を人事労務freee上で本人が行うことが可能となり、バックオフィスの業務効率化が見込まれる。
「身上変更ワークフロー」は、従業員本人が人事労務freee上で、本人情報に関する申請を行う。労務担当者が承認することで従業員情報へ自動で反映される仕組みとなっている。申請された内容を一目で確認することができ、申請内容の前後比も確認が可能。また、変更した情報は自動的に反映されるため、転記ミス軽減にもつながる。
今回のアップデートでは下記の変更申請が可能となる。
・姓名
・配偶者有無
・扶養親族
・住所
・通勤経路
・振込口座情報
まとめ
これまで、「身上異動届」は紙書類での対応が主流であった。しかし、申請書類の紙の多さや、確認に要する時間などが課題になっていた。また、従業員数の多い企業では、登録作業や従業員からの問い合わせ対応にも追われ、バックオフィスの負担となっていた。また、紙書類対応で発生する印刷コストや人件費削減などにもつながることが考えられる。
他にも、昨今話題となっている「テレワーク」では、紙書類での業務が弊害となり導入に至らないケースも多い。未だに収束の兆しが見えない新型コロナウイルスに対応していくことができるよう、体制を整えていくことは企業にとって急務であろう。個人の情報を扱うため、セキュリティ面にも注意をしながら、業務効率化の推進には期待が高まる。
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