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LINE株式会社 領収書や請求書の読み込みに特化したCLOVA OCRの提供を開始

2020.09.24

 LINE株式会社AIカンパニー(本社:東京都新宿区、CEO:砂金信一郎)は、LINE CLOVAのAI技術を活用した文字認識サービス「CLOVA OCR」において、各種会計書類に特化した『CLOVA OCR(レシート・領収書特化型)』、『CLOVA OCR(請求書特化型)』の提供を開始した。

注目を集めるバックオフィス業務のデジタル化

 新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、リモートワークやワーケーションなど新たな働き方を導入する企業が増加している。それに伴い、バックオフィス業務おけるデジタル化も大きな注目を集めている。しかし、いまだに紙のレシートや領収書・請求書が数多く流通し、アナログ作業から脱却できていない企業も多い。

 手書き文字や斜めになった文字、歪んだ文字でも精度の高い認証ができる「CLOVA OCR」は、書類や画像に記載された文字や文章をテキストデータへ変換することができるサービスである。伝票や領収書の登録、情報入力作業を簡単にすることができる。

 各種会計書類に特化した『CLOVA OCR(レシート・領収書特化型)』と『CLOVA OCR(請求書特化型)』では、高度な文章認識による文字や値の検出・認識のみならず、項目分類まで対応する。「発行日」「日付」「品目」「金額」などを読み込まれた画像から自動で分類し、テキスト化する。フォーマットの事前設定などが不要なため、大幅な工数削減や運用コストの削減などが期待できる。

 

 また、「CLOVA OCR」には主に下記3つの特徴がある。

 1、横書きや縦書きだけでなく、傾いた文字や多言語・専門用語の認識などもできる。

 2、あらゆるスタイルの書類を正しくテキスト化する。

 3、複数枚におよぶ明細情報の認識が可能。

まとめ

 テレワークやワーケーションが推進される中、企業のバックオフィス業務のデジタル化は、注目を集めている。手書きの書類を認識することができる「CLOVA OCR」は、各種会計書類を読み取るだけでAIが文字を検出・認識し、効率的な業務システムを実現する。アナログ作業から脱却することができていない企業のデジタル化を後押しするシステムに今後も注目である。

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