『マネーフォワードクラウド』対応業務領域拡大 中堅企業向けに『マネーフォワードクラウドERP』を提供

株式会社マネーフォワードは、バックオフィスSaaS『マネーフォワードクラウド』の中堅企業向けサービスを拡充し、バックオフィス業務をクラウドで完結できる『マネーフォワードクラウドERP』を開始する。
中堅企業バックオフィスの業務効率化
中小企業のバックオフィス業務と比較して、従業員や取引数の多い中堅企業では、処理する書類や手続きも多く、複雑なワークフローやアカウント管理が求められている。
しかし、これまでの「オンプレミス型ERP」では自社でサーバーを用意しソフトウェアをインストールする必要があったため、大企業並のシステム投資や体制を確保することが難しい中堅企業にとっては、導入にハードルがあった。また、テレワークの推奨を受けペーパーレスや脱ハンコが求められていることを受け、中堅企業に必要なバックオフィス業務領域や複雑な手続きをカバーするクラウド型ERPサービスを提供する。
クラウド型ERPサービス『マネーフォワードクラウドERP』
「マネーフォワードクラウドERP」は、低コストかつ短期間で導入することができ、自動バージョンアップのためメンテナンスも不要でネット環境があれば、どこからでもアクセスをすることができる。主な特徴は下記の5つである。
1、コスト負担の削減
数年単位のライセンス型契約や初期費用は発生せず、サブスクリプションモデルで提供
2、導入時間の短縮と柔軟な導入プロセス
・ハードウェアの導入やサーバーのセットアップが不要
・社内の事業部単位での導入や、一部サービスでの導入もできるためトライアルしながら移行が可能
3、自動アップデート
税制や法律改正のタイミングで自動アップデートされる
4、他社SaaSとの連携
他社のSaaSと柔軟に連携することができるため、データのアップロードや手入力を削減。
5、セキュリティ・内部統制への対応
SAML連携、ユーザープロビジョニング機能によりセキュアに社員アカウントの管理が可能
他にも『マネーフォワードクラウド』の各種サービスやグループ会社の提供するサービスを組み合わせることでクラウド型の特徴を活かしたまま統合業務ソリューションとして利用することができる。
新たに導入する4つのサービス
1、『マネーフォワードクラウド債務支払』2020年12月リリース予定
・取引先からの請求書に対するワークフロー承認から支払までの債務管理業務をペーパーレスで完結
・電子帳簿保存法にも対応
・会計ソフトと自動連携
2、『マネーフォワードクラウド債務請求』2021年春リリース予定
・受注から入金管理まで債権管理に関わる全ての業務を一元管理
・会計ソフトやその他CRMツールなどとも自動で連携
3、『マネーフォワードクラウド固定資産』2021年春リリース予定
・固定資産管理、減価償却・減損処理など固定資産に関わるあらゆる業務をクラウド上で完結
・複数担当者のPCやスマホなどから固定資産情報にアクセス、棚卸しが可能
・会計ソフトと自動連携
4、『マネーフォワードクラウド人事管理』2021年リリース予定
・従業員情報や人事異動情報の一元管理が可能になる人事DB
・『マネーフォワードクラウド」やその他のSaaSと連携して人事労務業務を一気通貫
まとめ
現在、あるゆる業種や業界でクラウド化が進んでいる。日々、様々な業務を遂行する必要があるバックオフィスにとって業務効率化は必要不可欠な課題であると言えるのではないだろうか。特に、中小企業よりも事務処理の量が多い中堅企業にとって包括的に効率化をサポートする今回のサービス拡充は、よりクラウド化の推進に繋がっていくことが考えられる。
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