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中途入社者の離職を防止し戦力化 オンボーディングに力を入れる企業は41%

2020.10.20
オフィスのミカタ編集部

 エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表:鈴木孝二)が運営する人事向け総合情報サイト『人事のミカタ』上で、サイト利用企業を対象に「中途入社者の定着施策(オンボーディング)」についてアンケート調査を実施した。

中途入社者のオンボーディングに取り組む企業は41%

 「中途入社者のオンボーディングに力を入れていますか」と質問したところ、全体で7%が「力を入れている」、34%が「どちらかと言えば力を入れている」と回答し、合わせて41%の企業でオンボーディングに力を入れていることがわかった。

 業種別に見ると「IT・インターネット関連」において、オンボーディングに力を入れる企業が最も多い結果となった。

 また、企業規模別にオンボーディングへの注力状況を調査したところ、従業員数「100~299名」の企業で6%が「力を入れている」、41%が「どちらかと言えば力を入れている」と回答し、他よりも多い結果となった。

オンボーディングで離職を防ぐ

 オンボーディングに力を入れている企業に、「中途入社者の定着・戦力化に取り組む理由」を調査したところ、最も多かったのは「離職率を下げたいから」で82%だった。

 次いで「採用や育成の経費を無駄にしたくないから」が70%、「採用上のアピールになるから」、「現場の受け入れ体制が弱いから」が共に20%、「企業イメージを良くしたいから」、「トップの意向だから」が共に17%、「他社も取り組んでいるから」が2%と続いた。

 一方で、オンボーディングに力を入れていない企業に「理由」を調査したところ、最も多かったのは「予算や人員が足りないから」で50%だった。
 次いで「何から取り組めば良いかわからないから」が45%、「現場の理解や協力が得られないから」、「トップがその重要性を理解していないから」が共に25%、「定着率が良いから」が18%、「対策しても離職率は下がらないから」が6%、「上司のマネジメント力が高いから」が5%と続いた。

「入社後の研修」に力を入れる企業が多数

 「中途入社者の定着・戦力化のために取り組んでいること」を調査したところ、最も多かったのは「入社1ヶ月以内の導入研修」だった。
 次いで「ランチや飲み会などの歓迎イベント」、「ハラスメントなどの相談窓口」、「上司と中途入社者の定期的な面談」、「職場内コミュニケーションの活性化の推進」などが続いた。

自社の定着率が「高い」と回答した企業は3割

 「中途入社者の定着率」を調査したところ、10%が「定着率がとても高い」、18%が「定着率が高い」、39%が「適正値である」、27%が「定着率が低い」、6%が「定着率がとても低い」と回答した。

 また「中途入社者のパフォーマンス」について調査したところ、3%が「パフォーマンスがとても高い」、21%が「パフォーマンスが高い」、62%が「普通」、13%が「パフォーマンスが低い」、1%が「パフォーマンスがとても低い」と回答した。

 他にも、中途入社者の定着や戦力化に関する悩みや課題として、下記のような声が挙げられた。
 ・戦力になった頃に転職をしてしまう人がいる
 ・能力のある人が数年で辞めてしまい、能力がない人が定着してしまう
 ・定着率の悪い現場の責任者や同僚への指導、意識改革が必要
 ・入社後に満足しているか把握することができていない

まとめ

 新たに入社した社員の「定着や戦力化」を目的としたオンボーディングは、即戦力として中途入社した人材が企業に馴染み、実力を発揮するためには重要な施策だ。
 多くの企業で人手不足が課題となる中、オンボーディングの仕組みを整え、定着率を高めていくことは今後も必要になるであろう。

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