【2022年卒インターンシップに関する調査】9割以上の学生が「直接訪問」のインターンシップを希望
株式会社学情(本社:東京都中央区/大阪市北区、代表:中井清和)は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生、大学院生を対象に「今後のインターンシップの参加希望」に関する調査を実施した。
9割以上が直接訪問のインターンシップに「参加したい」
「直接訪問のインターンシップがあれば参加したいですか」と質問したところ、92.6%が「参加したい」と回答し、理由として以下のような声が寄せられた。
・志望度が高い企業は直接訪問で雰囲気を理解したい
・社員の方が働く姿を見て、入社後のイメージを具体化したい
・対面の方が、自分の課題や弱みを知ることができると思う
・オンラインばかりだったので、そろそろ直接訪問をしたい
一方で、「オンライン実施のインターンシップがあれば参加したいですか」と質問したところ、88.3%が「参加したい」と回答し、「直接訪問のインターンシップ」と比較すると、参加希望は4.3ポイント低い結果となった。オンラインインターンシップの参加を希望する学生からは以下の声が寄せられた。
・時間や場所を問わず参加できるため、複数企業のインターンシップに参加できる
・セミナー形式のものであれば、オンラインでも理解を深めることができる
・情報を得られる機会は積極的に活用したい
・オンラインで参加後、興味を持った企業に訪問した方が効率が良い
一方で、オンラインインターンシップの参加を希望しない学生からは、以下のような理由が挙げられた。
・実際に企業に訪問するからわかることもあると思う
・オンライン開催では得られる情報が限られると思う
・実際に社員の方と話す機会を得たい
直接訪問を通して企業の雰囲気を知りたい
「今後参加したいインターンシップ・セミナーの内容」を調査したところ、最も多かったのは「職場見学など企業の雰囲気を知ることができるもの」で79.3%であった。次いで「業界や企業について知ることができるもの」が71.9%、「仕事体験など実践が積めるもの」が61.1%、「就活相談などができるもの」が43.4%、「参加した学生同士で情報交換ができるもの」が36.0%と続いた。
まとめ
今回の調査では、「直接訪問」のインターンシップへの参加希望度が高い学生が多いことがわかった。就職活動本番を見据え、実体験を通して企業や職種との相性を見極めたい意向が伺えた。第三波が到来と言われるコロナ禍ではあるが、オンライン開催だけでなく、学生が直接企業に訪問することができる機会を設けるなどの対応が求められてくるであろう。
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