コロナ禍で加速するペーパーレス化 都内企業55.1%がさらなるペーパーレス化を予定
ペーパーロジック株式会社(本社:東京都品川区、代表:横山公一)は、コロナ禍で加速するペーパーレス化の流れに伴い、東京に本社がある企業の経営層111名を対象に「ペーパーレス化に伴う2021年度予算に関する意識調査」を実施した。
2020年ペーパーレス化を推進した企業は75%以上
「あなたの会社では、2020年に社内のペーパーレスの推進を意識しましたか」と質問したところ、36.1%が「積極的に行った」、39.6%が「ある程度行った」と回答し、具体的な理由としては以下のような声が挙げられた。
・事務の効率化や残業時間の短縮などにも効果があるから
・コロナ禍でテレワークを促進するため
・紙ゴミの削減につながるから
・SDGsの一環として
そこで、「ペーパーレス化を進めるシステムとして導入しているもの」を調査したところ、最も多かったのは「電子ワークフロー」で81.0%であった。次いで「勤怠管理システム」が64.3%、「経費精算システム」が57.1%と続いた。
60%以上がさらなるペーパーレス化促進を検討
2020年にペーパーレス化の促進を実施している企業に「さらなるペーパーレス化の促進のために2021年度にペーパーレス化システム導入のための予算配分を予定/検討していますか」と質問したところ、27.4%が「予定している」、33.3%が「検討している」と回答した。
また2020年はペーパーレス化の推進を行なっていなかった企業に「2021年度にペーパーレス化システム導入のための予算配分を予定/検討していますか」と質問したところ、34.8%が「検討している」と回答した。
社内のペーパーレス化に課題を感じる経営者は73.9%
「あなたの会社では、現在社内におけるペーパーレスは課題になっていると感じますか」と質問したところ、33.4%が「非常に感じる」、40.5%が「少し感じる」と回答し、70%以上の経営者が何らかの課題を感じていることが明らかとなった。
そこで「どのような場面で社内のペーパーレスが課題になっていると感じますか」と質問したところ、最も多かったのは「紙により無駄なコストがかかっている」で59.8%であった。次いで「紙により業務が非効率になっている」が58.5%、「テレワーク実施が最適にできていない」が41.5%と続いた。
まとめ
近年、加速しているペーパーレス化は2021年でも多くの企業で取り組みを検討していることが明らかとなった。ペーパーレス化を実現することは業務効率の改善やコスト削減などに期待ができる。ペーパーレス化への移行は、テレワークの導入ハードルを下げることにもつながり、柔軟な働き方の実現にも寄与するであろう。
<PR>