テレワークのネット環境に関する調査 6割以上が不満を抱えていることが明らかに
株式会社LASSIC(本社:鳥取県鳥取市、代表:若山幸司)が運営する、テレワーク・リモートワーク総合研究所は「テレワークのインターネット環境」に関する調査を実施した。
調査概要
調査期間:2020年9月1日~2020年9月4日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20~65歳のテレワーク・リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1,077名
「光回線」を利用する人が最多
「利用中のインターネット回線」を調査したところ、最も多かったのは「光回線+Wi-Fi」で50.79%であった。家庭用光回線は、一軒家だけでなく集合住宅向けのサービスもあり、家電量販店などで簡単に契約することができ、ルーターがセットになっていることも多く、利用者が多いことが考えられる。
次いで「光回線+LANケーブル」が22.75%と続いた。LANケーブルを繋ぐ場合は、Wi-Fiと比較して行動範囲が狭くなってしまうが安定的に利用することができるため支持を得ていると考えられる。
また、「Wi-Fiルーター」が9.8%。携帯電話と同じキャリアのサービスを契 約することで割引を受けることができるなどのお得なプランも用意されている。一方で、1日に使用できるデータ量に制限がついているため注意が必要なケースもある。他にも「ADSL(LAN、Wi-Fiあわせて)」が9.66%、「スマートフォン(4G)」が9.94%、「スマートフォン(5G)」が0.84%という結果になった。
インターネット環境に不満がある人は6割以上
「インターネット回線やWi-Fi環境への不満点」を調査したところ、最も多かったのは「回線速度が不安定(つながらない時がある)」で32.9%、次いで「回線速度が遅い」が22.6%、「回線料金が高い」が12.35%、「セキュリティが心配」が14.58%と続いた。回線速度が不安定だと、テレワークにおけるストレスの要因となることも考えられるため、インターネット環境を整備することが欠かせないと言えそうだ。また、テレワーク時はオフィス出社時と比較してセキュリティは弱くなるケースが多いため、セキュリティ対策は不可欠と言えるであろう。
まとめ
今回の調査では、テレワークを実施する人の6割以上がインターネット環境に対して不満を感じていることが明らかとなった。何かとストレスを感じやすいとも言われるテレワーク時において、余計な負担をなくし安心して仕事に取り組むことができるような環境を整えていくことが重要と言えそうだ。
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