予算管理クラウドでコロナ不況の影響を食い止めた「3つのステップ」
Shearwater Japan株式会社は、データセキュリティサービスを行う日本パープル株式会社において、予算管理クラウドを使ってコロナ不況の影響を食い止めたステップについてインタビューした。
事業の収益構造の“見える化”
事業の収益構造をクラウド上で見えるようにした。クラウドを導入する以前のスプレッドシートによる運用では、部門側の目線としては入力した数字の反映結果がわかりづらく、毎月の見込みの報告に時間がかかっていた。クラウド内で入力されたデータがどこに反映されるか分かりやすくなったことで、確認や調整の処理が減り、結果として短時間で毎月の業績予測の報告が上がるようになった。
結果として、事業部の月次見込みの入力時間が以前に比べて約70%削減。全社の着地予測が早く把握できることで、経営課題への対応策の検討や実行が早まった。
各部門がビジネスのPDCA管理を行える環境を整えた
部門が自らPDCAをクラウド上でまわせるようにした。現場が見通しを入力するとデータベースがリアルタイムに更新され、予実差異がダッシュボード上にも同時に反映される仕組みとなったため、現場が目標達成の進捗をすぐに把握できるようになった。また、現場も経営管理部側も、予実差異をダッシュボード上で常に把握することができるようになった。
期初の目標からの進捗がすぐに分かる環境が整ったことで部門の目標達成へのこだわりが強まり、結果として業績見通しの精度が高まっている。
経営管理部がファクト(事実)ベースの経営戦略に集中
クラウドの導入によって、経営管理部が現場から予算や見通し数字を集計する業務が無くなり、より優先度が高い業績分析や経営戦略の策定に時間を使えるように。さらに、現場からの精度の高い報告数字が集まるようになったことで、ファクトに基づく全社の予測シミュレーションに集中できるようになった。
その結果、新型コロナウイルスの影響が出始めたときに経営層がビジネスの実態に基づく対策を講じて早期に実行に移すことができ、業績の低下を防ぐことができた。
まとめ
Shearwater Japan株式会社では、5,000社の導入実績を持つサブスクリプション型の予算管理クラウドを提供している。業績見通しをリアルタイムで管理したいと考えているのであれば、導入を検討してみてはいかがだろうか。
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