コラボレーションと生産性がニューノーマル時代の最優先事項に
Lucid が Method Research 作成・Dynata 配信のオンラインアンケートを利用し、フルタイムで働き、週に3日以上在宅勤務を行うアメリカのホワイトカラー従業員である成人1,000人を対象に調査を実施。新しいニューノーマルな時代における重要な優先事項であるコラボレーションと生産性の2点につき、どのような認識を抱いているかを探った。
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調査結果
43%が、従業員の在宅勤務やオンラインでのコラボレーションへの移行により、自社の大型の製品発売、キャンペーンや施策を先送りせざるを得なかったと回答 。
中間管理職の78%が、最大の懸念の3つに生産性が含まれると評価しており、従業員の在宅勤務に関して懸念があると回答した管理職のうち、86%がその理由を生産性と回答している。
これに対し、従業員はそれほど生産性の水準低下を気にしておらず、在宅勤務の従業員のうち、生産性が低下したと回答したのは52%にとどまり、40%は逆に生産性が向上したと回答した。
ただ、オンラインツールやサービス無しでは集中力が維持しにくい点については認識しており、従業員の4分の1が約半数のオンライン会議で集中できていないと回答し、11%は会議中にシャワーを浴びたり、トイレに行ったりしていると答えている。
従業員の3分の1以上 (37%) がチームで顔を合わせてアイデア出しができず、コラボレーションに悪影響が及んでいるとしている。従業員の5人に1人がコロナ禍でコラボレーションが減ったと回答し、25%が連携せず各自がバラバラに働くようになったとしている。
解決策 : オンラインコミュニケーションツールの導入
リモート勤務の従業員の29%が、生産的にブレインストーミングを行う上で最も重要な3つの要素に、アイデアを共有できる共通のコラボレーションワークススペースが入るとしており、また在宅勤務では創造性が損なわれると感じている管理職の28%が、ビジュアルを使ったチームでのブレインストーミングで創造的なアイデアを出しやすくなったと回答している。
まとめ
コロナ禍において、従業員の生産性低下は管理職の最大の懸念事項となったが、従業員自身は最大の悪影響を受けた分野としてコラボレーションを挙げている。チームのモチベーションやコラボレーションを効率化し、生産性と集中力の向上につなげる必要があるだろう。
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