緊急事態宣言解除 感染対策しつつも行動範囲広がる

株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、定期的に実施している「新型コロナウイルス生活影響度調査」の第20回として、沖縄県を除く9都府県の緊急事態宣言が解除された6月25日~27日に調査を行った。
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新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度

定点指標の「直近1週間の不安度」、「将来に対する不安度」、「直近1週間のストレス度」は、いずれも先月より減少。不安度、ストレス度ともに今年の最低値であり、特に不安度は著しく低下。項目別の不安度も、先月に続きほぼ全項目において減少した。
外出条件と外出時期

国内の範囲を問わず自由に外出できる条件として、男性は「ワクチン接種の進行状況による」、女性は「感染者数の減少による」とした人が多い。また、気がねなく外出できる時期を行先別に聴取し、5割を超える人が「外出可能」とする時期を確認した。年内中に外出可能としたのは「飲食店」「アウトレットモール・ショッピングモール・百貨店」「家族に会う」「友人・知人・恋人に会う」など。年明けすぐには「水族館・動物園・植物園」「県境を越えない国内観光旅行」「スポーツジム」「温泉・スパ・スーパー銭湯・サウナ」など。年明けまで期間がかかるのは、国内旅行、屋内・屋外大型集客イベント、密になりやすい施設であった。
外出に対する気持ちの変化

コロナ禍により”行きたいと感じる気持ちが強まった”外出先は、「県境を越える国内観光旅行」、「友人・知人・恋人に会う」、「飲食店」など。体験や経験を代替手段で楽しめない(満足できない)のは、 「県境を越える国内観光旅行」、 「友人・知人・恋人に会う」、 「海外観光旅行」となった。
調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 : 2021年6月25日(金)~27日(日)
有効回答数 : 本調査2,500サンプル
まとめ
調査の結果から、新型コロナウイルスに対する不安の低下や、多くの人が感染対策をしながら行動範囲を広げている様子が伺えた。今後、ワクチン接種がより進めば、人々の行動範囲はより一層広がっていきそうだ。
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