管理職になりたくない女性が54.9%
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査するコンテンツ【データで知る「女性と仕事」】の第29回の調査結果をリリースした。
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管理職(リーダー職)の経験
864名に管理職経験について聞いたところ、25.3%(219人)が「管理職経験がある」と回答した。
年齢別で見てみると、20代では管理職経験があると答えた人が約1割しかいない。30代では28.9%、40代では32.0%と3割近くの人が管理職経験があると答えており、年代が上がるにつれて管理職経験がある人が増えている。
管理職になってよかった点
管理職経験があると回答した人に、管理職になってよかった点を尋ねたところ、1位は「自身の成長に繋がった」で7割近くが回答した。
管理職になってよくなかった点
管理職になってよくなかった点を聞いたところ、「責任が重くなった」が55.7%で1位となった。
今後、管理職になりたいと思うか
管理職経験がないと回答した人に、今後管理職になりたいかを尋ねたところ、約4割が「あまりなりたくない」と回答し、最多となった。管理職になりたい派が39.1%になるのに対して、「あまりなりたくない」「絶対なりたくない」と答えた、管理職になりたくない派が54.9%と、なりたくない派が上回る結果になっている。
なりたい理由
管理職に「頑張ってなりたい」「機会があればなりたい」と答えた人に、なりたい理由を聞いたところ、1位は「自身の成長に繋がる」、2位が「キャリアの幅が広がる」となった。
なりたくない理由
対して「あまりなりたくない」「絶対になりたくない」と答えた人に、なりたくない理由を尋ねてみると、1位は「責任が重くなる」、2位は「残業時間が増えそう」、3位は「自分にできる自信がない」という結果になっている。
尊敬できる女性の管理職
職場に尊敬できる女性の上司(管理職)がいるかを聞いたところ、「いる」と答えた人は27.4%だった。
尊敬できる女性管理職の存在と、管理職になりたい気持ち
職場に尊敬できる女性の上司(管理職)がいるかいないかは、管理職になりたい気持ちに影響があるかを質問。結果は「やや影響がある」が31.4%で最も多い回答数になっている。
調査概要
調査期間:2021年6月4日~6月17日
有効回答数:864名
調査対象:『女の転職type』会員
調査方法: Web上でのアンケート
まとめ
性別にとらわれず、誰しもが働きやすい環境を整備することは企業の成長に欠かせない重要なキーとなるだろう。この機に自社の労働環境について見つめ直してみてはいかがだろうか。
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