株式会社フレアスがViXion株式会社と代理店契約
寝たきりなどの理由で通院が困難な高齢者向けに訪問鍼灸マッサージを提供する株式会社フレアス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:澤登 拓)は、ロービジョン患者の支援を行うViXion株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:石塚隆之)と代理店契約を締結し、「暗所視支援眼鏡ウェアラブルデバイス(MW10)」の販売を7月26日より開始した。また、あん摩マッサージ指圧師として、積極的に視覚障がい者を雇用しているフレアスの一部の事業者で同デバイスを導入し、就業環境の強化を行う。
概要
夜盲症(暗所での視力が著しく失われる症状)と視覚狭窄の方は、国内に数万人から十万人程度いると推定され、世界でも稀な難病として知られている。夜盲症の方は、夜間や暗所での行動に制限があり、視野狭窄の方は日中でも人混みでの行動に制限があり、不自由を感じている。「暗所視支援眼鏡ウェアラブルデバイス(MW10)」は、低照度高感度カメラで捉えた像を明るい映像として、ディスプレイに投影。また、広角レンズを使用し、視野狭窄の方にはより広い視野を提供する。
また、同デバイスには、フレアスとViXion社が施術業務のために共同開発したオプション(フレアスプラン)としてZoom機能、メール機能、ブラウザ機能を搭載し、学習動画の確認やリモートチャット機能を通じたオンライン施術指導など、視覚障がい者がコロナ禍でも施術業務を円滑に行うことができる設定を施している。リモート機能により、コロナ禍において同行活動に制約がある中でも、本部の品質管理者が遠く離れた地域にいる施術者の実際の施術や実技練習をリアルタイムで指導することが可能となり、社会生活に不慣れな新社会人の移動フォローをご家族も出来るなどの機能も拡充されたMW10を活かした就業環境の向上とフランチャイズ加盟店を含めたグループの品質管理体制強化を実現していく。
株式会社フレアスとは
高齢者・障がい者を対象にした訪問マッサージ事業をメインに、訪問看護・訪問介護を全国で展開し、総合的な在宅サービスを提供。現在、全国に326(2021年3月末時点)の拠点を持ち、年間の利用者はおよそ1.5万人、年間約120万回の訪問マッサージを実施している。2019年3月には「在宅マッサージ業界」で初の上場を果たすとともに、2020年6月には「レイス治療院」をグループ会社化し、全国津々浦々、一人でも多くの方に当社の訪問マッサージサービスと提供できる体制となった。
まとめ
新型コロナウイルスによる生活様式の変化は、生活にさまざまな不自由を感じる人々により多くの不自由をもたらしているのではないだろうか。社会課題のひとつとして、社会全体で解決へ取り組むことが必要だろう。
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