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パーソルチャレンジ「障害者のはたらく幸せ」調査結果を発表

2021.09.09

総合人材サービスのパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:和田孝雄)の傘下で障害者雇用支援事業を手掛ける特例子会社、パーソルチャレンジ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:井上 雅博)は、「障害者のはたらく幸せ」についての調査結果を発表した。

主な調査結果

主な調査結果

・73.2%の障害者が、はたらくことを通じて幸せを実感。

・幸せを実感するのは「新たな学びや成長」(58.2%)、「体力的・精神的な安定」(55.0%)、「仕事への前向きな意味や、自分の役割を能動的に担えている」(46.1%)とき。

・幸せを実感できない、不満や不安を感じるのは「体力的・精神的に不安定な状態」(52.9%)、「周囲の関心や評価・評判が得られない」(43.5%)、「仕事や、自分の役割への意義が見いだせない」(40.1%)とき。

・現在転職活動中の障害者では、幸せを感じられないときの回答として「周囲からの(自分や仕事への)関心や、高い評価・評判が得られない」(54.0%)が最多で、「体力的・精神的な不安定さ」が2番目に高く(51.7%)、「障害や特性に対する周囲の理解が得られない」(49.4%)が続く。

調査概要

実施期間:2021年8月10日~8月13日
実施対象:dodaチャレンジに登録している全国の障害のある男女で、現在就業中の方
有効回答数:471
・身体障害(身体障害者手帳を保有している):337
・精神障害(精神障害者保健福祉手帳を保有している):98
・発達障害(精神障害者保健福祉手帳を保有している):56
・知的障害(療育手帳を保持している):1
・障害者手帳を申請中、または保有していない:2

パーソルチャレンジ株式会社について

パーソルグループの特例子会社として、2014年10月の設立以来、障害のある方への個人向けサービスとして、国内最大級の求人・登録者数を持つ就職・転職支援サービス「dodaチャレンジ」、就労移行支援事業所「ミラトレ」、法人向けサービスとして、障害者雇用に関する多種多様な課題に応える「障害者雇用コンサルティングサービス」を展開している。

まとめ

調査の結果から、障害者が幸せを実感するのは体力的・精神的な安定に加え、新たな学びや成長を実感でき、仕事への前向きさや自分の役割を能動的に捉えて就業できる環境であること、かつ、周囲の関心や評価・評判が得られないことや、必要な配慮が得られないなどの要因が少ない環境と言えるだろう。

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