ミズノ「BEDORE for Microsoft Teams」を導入
株式会社BEDORE(本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也、親会社:株式会社PKSHATechnology)と、ミズノ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:水野 明人)は、深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用した対話エンジン「BEDORE for Microsoft Teams(以下、BEDORE)」を運用することになったと発表した。
非効率な問い合わせ業務の改善
ミズノでは働き方改革につながる中長期的なテーマとして、Microsoft Teams(以下、Teams)を活用したコミュニケーションの社内拡大と業務の効率化に取り組んでおり、更なる定着化を検討している。その中で、人事総務部では、日々寄せられる問い合わせへの有人対応業務の効率化が課題となっており、問い合わせ対応業務をTeams上に集約することで業務の効率化と、「人に頼りすぎない仕組み作り」を目指すこととなった。
これらの課題を解決する方法として挙げられたのが、TeamsとAIチャットボットの連携による問合せ窓口の取り組みだ。
必須要件となるTeamsとの連携を実現
人事総務部とグローバルデジタル統括部は共同で複数社の製品の検討を行った。その際、BEDORE社よりTeamsとAIチャットボットの連携性・拡張性のあるツールとしてBEDOREの提案を受け、自社の求めている運用に適合すると判断。
更にイメージをつかむため、Teamsと連携した際の運用イメージと、人事関連のFAQを取り込んだ精度の検証を1か月かけて実施。その結果、高い回答精度と、人事総務部での運用が問題なく回る機能であることが実証された。
また、BEDOREが提供するTeams上でのシームレスな有人連携~問合せ管理機能を活用することで、ナレッジを蓄積しやすい体制や、グローバルな展開も視野に入る英語への対応の可能性など、より効果を最大化しやすいことも評価ポイントとなった。
導入による改善効果
BEDOREの導入後は問い合わせの約半数が自動対応となるため、部門1人あたり約9.3%の業務効率化が見込まれる。導入によって創出された業務時間は、人事総務部の更なる業務改革への取り組みに充当していく予定だ。また定型的な内容をAIチャットボットが回答することで、業務の平準化、及びより細かなサポートが必要な非定型的な業務に注力することにつながると期待している。
まとめ
様々なシステムを活用してビジネスを展開することが当たり前となった今、それぞれのシステムを必要に応じて連携して利用することで、より有効に活用していくことが求められている。
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