アルコールチェック代行サービスを9月1日より提供開始
交通安全事業を手掛けるジェネクスト株式会社(横浜市港北区、代表取締役:笠原一)は、企業向け運行管理アプリ「AI-Contact(アイ・コンタクト)」の付随サービスとして、「アルコールチェック代行サービス」を2022年9月1日より提供開始する。アプリは、App Store(iOS版)、Google Play ストア(Android版)から無料でダウンロードできる。
「AI-Contact(アイ・コンタクト)」とは
スマホで取得した走行データと、全国の標識情報データベースを照合させ、交通違反を可視化する企業向け運行管理アプリである。2018年からサービスを開始しており、導入企業では例年40件以上の事故があったところが導入後0件になったり、自動車保険料が1億円以上のコストカットにつながったりするなどの効果を上げている。また、2022年4月の道路交通法改正に伴う白ナンバー事業者のアルコールチェック義務化に対応した点呼記録機能も提供している。
しかしながら、法改正対象企業の75%が業務時間外に点呼確認が実施されておらず、法令への対応が遅れていることから、今回アルコールチェックの代行サービスを提供することとなった。
法改正対応の課題
今回の法改正に企業が対応できていない背景としては、下記のような課題が挙げられる。
■直行直帰ドライバーの遠隔確認に手間がかかってしまうこと
■深夜・早朝など業務時間外の対応に人件費がかかること
■結果の記録や情報のとりまとめが大変
今回のアルコールチェック代行サービスでは、オペレーターが複数企業のアルコールチェック業務を兼任し、同社が運営する運行管理アプリ「AI-Contact」と連動することで、低コストで効率的なアルコールチェック代行体制を構築している。
アルコールチェック代行サービスの流れ
本サービスのサービスの提供方法については、下記の流れとなっている。
■企業ドライバーが「AI-Contact」アプリを通じて当社コールセンターに点呼依頼
■オペレーターがコールバックしてヒアリングの上、内容を記録
■企業管理者はAI-Contactの点呼記録機能で状況を常時確認できる
企業概要
会社名:ジェネクスト株式会社
本社:神奈川県横浜市港北区新横浜3-18-3 新横浜KSビル9F
設立:2009年7月
代表取締役:笠原 一
資本金:3億4,545万円(資本準備金含む)
事業内容:
・運行管理アプリ「AI-Contact」の運営
・ドライブレコーダー映像解析/交通事故鑑定
・アルコールチェック代行サービス
まとめ
2022年4月の道路交通法改正への対応が遅れている企業は少なくない。アルコールチェックの内製化は負担も大きく、自社の状況に応じたツールの導入が急がれる。