掲載希望の方 オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

エス・エム・エス、厚労省推進「従業員の仕事と介護の両立支援」の取り組み強化

2022.12.12

株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹)は、厚生労働省が推進する「従業員の仕事と介護の両立支援」について、企業の人事労務担当者に向けた取り組みを強化したことを発表した。

社会背景

超高齢社会の進行により介護の需要は増加し続けており、それに伴い家族の介護のためにやむを得ず仕事を辞める「介護離職」も増加している。今後2025年には、全人口の2割弱にあたる団塊世代が75歳以上となるため、介護を必要とする人が増加し、働きながら介護に関わる人や介護離職数もさらに増えていくことが予想される。このような状況から、国も「介護離職ゼロ」を目標に掲げ介護休業や介護休暇、所定労働時間短縮の導入等、仕事と介護の両立に向けた取り組みを推進している。

介護離職を防止すること、仕事と介護を両立できる職場環境をつくることは、企業の持続的な発展にとって重要だ。しかし、人事労務担当者は「何から取り組めばいいのかわからない」「どのようなサポートを提供すればいいのかわからない」といった課題を抱えている。従業員も「初めての介護で、これからどんな困りごとが起きるのか想像できていない」「どこに相談したらいいかわからない」「同じ境遇の人と意見交換をしたり、励まし合ったりできず孤独を抱えている」「会社に介護をしていることを伝えると自身の評価に影響するかもしれない」といった悩みを抱え、結果的に介護離職や休職を選ぶケースも増えているのが現状である。介護と仕事の両立は企業と従業員の双方にとって重要な課題であり、解決策が求められている。

エス・エム・エスの「仕事と介護の両立支援」概要

同社は取り組みの第一弾として、企業の従業員に対して介護にまつわる困りごとを解消できる相談窓口を提供する。抱えている困りごとに応じて、サービスの窓口案内や情報提供をWebまたは電話にて実施する。これらを通じて、従業員は匿名での相談や情報収集が可能となり、多岐にわたる介護の困りごとの解決を支援する。

また、企業の抱える課題や緊急度に合わせて、プランの選択やカスタマイズができる仕組みとなっており、人事労務担当者の負荷軽減と、従業員が仕事と介護を両立しながら、離職することなく働き続けられるような体制の構築・整備をサポートする。

まとめ

仕事と介護の両立は、企業と従業員の双方にとって重要な課題であり、企業の持続的な発展のために解決を図っていく必要がある。社外の支援サービスを活用することも検討してみては?