全国の仕事場におけるニーズを探る「コロナ禍における職場の年末年始」実態調査

アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡晃)はこのたび、事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」に登録している事業所を対象に、「コロナ禍における職場の年末年始」に関する調査をまとめたことを発表した。
調査概要
【調査方法】 インターネット調査
【調査対象】 事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」に登録している25超の業種
【調査エリア】 全国
【調査期間】 2022年11月30日(水)~12月7日(水)
【回収サンプル数】 1,281
【設計・実施・分析】 ASKUL事業本部 ブランド戦略・リサーチ
年末年始の休暇取得予定

今年の年末年始に休暇を取得する予定があるか尋ねたところ、最も多い回答は、「取得する予定」で51.8%、続いて「取得する予定はない」で36.7%となった。
また、「取得する予定」と回答した人に、今年の年末年始に帰省や旅行など、遠出をする外出予定があるか尋ねたところ、「旅行・帰省の予定はない」が56.6%で最も多い結果となった。
さらに、「旅行・帰省の予定はない」と回答した人にその理由を尋ねたところ、「コロナ感染を懸念しているため」が50.9%で最多であった。
勤務先特有のルール

次に、勤務先でコロナ禍による外出先の行動制限・人数制限の取り決めやルールがあるか尋ねたところ、「取り決めやルールがある」は13.2%、「取り決めやルールはない」は66.1%となった。前年との比較では、今年は「まだ決まっていない」が2割程度あるが、現時点で「取り決めやルールがある」が13.3pt 減少し、制限の緩和が見て取れる結果となった。
「取り決めやルールがある」「取り決めやルールがあった」と回答した人に、具体的な内容を尋ねたところ、最も多かったのは「会食の制限」で74.6%となった。前年の年末年始と比較すると、今年は「国内出張」「国内旅行」「会食の制限」「行動人数の制限」は減少している一方で、「海外出張」「海外旅行」はほぼ同率で変化はなかった。
忘年会の実施について

勤務先での忘年会の実施についても質問した。「実施した(する予定)」「人数を減らすなど規模を縮小して実施した(する予定)」「対面ではなくリモートで実施した(する予定)」の合計は17.1%で前年と比較して数値に大きな変化はなかった。ただし、「元々実施する予定はない」が40.4%で前年から14.4pt増加。コロナ禍3年目を迎え、忘年会を実施する文化自体が縮小傾向であると推測される。
まとめ
コロナ禍3年目を迎え、職場での年末年始にもさまざまな変化が起きているようだ。社内での対応の参考にして頂きたい。