「SHOP STOP」のメロウが「キッチンカーで街なか社食」サービス開始

日本最大級のモビリティビジネス・プラットフォーム「SHOP STOP」を展開する株式会社Mellow （本社：東京都千代田区、代表取締役社長：石澤正芳、以下「メロウ」）は、キッチンカーを社員食堂のように利用できる「キッチンカーで街なか社食」サービスを開始すると発表した。第一弾として、1月5日より株式会社ワコール（以下「ワコール」）と連携し、ワコール麹町ビル勤務のワコール社員を対象に、麹町、半蔵門エリアのキッチンカー50店舗を社員食堂のように利用することができる取り組みを開始した。

背景

コロナ禍以降、多様な勤務スタイルが普及しています。厚生労働省 就労条件総合調査（※1）によると、企業がかける福利厚生費は「食」も含めて減少傾向となっており、出社率の低下や流動性が増したことから、社員への福利厚生の形に変化が起きていると推察される。

このなかで、福利厚生の代表だった社食は稼働率が下がり、固定費をかけ続けることが難しくなる企業が増えている。一方、社員へのサポートの形として食の福利厚生ニーズは一定数存在している。

SHOP STOPはコロナ禍以降もスペース増加を続けており、2022年11月の前年同月比で1.5倍の伸びとなっている。エリアによっては徒歩10分圏内に約100店舗のキッチンカー利用を実現していることから、エリア内のキッチンカーをシームレスに利用できれば、街なかを社食のように楽しめるのではと本サービスの開始に至った。豊富なメニューバリエーションの提供を通じて、充実した職場のランチ環境実現に貢献する。

【参考データ】
※1：産業、企業規模別、常用労働者1人1ヶ月平均法定外福利費 「食事に関する費用」2021年（令和3年）調査の金額と、2016年（平成28年）調査の金額比較表。厚生労働省「就労条件総合調査」の「常用労働者1人1ヶ月平均法定外福利費」を基にメロウでデータを作成

出典

ワコール×メロウの取り組み

ワコールでは、生産性を高め、働き甲斐及びワークライフバランスを向上させることを目的にテレワークを導入している。現在、ワコール麹町ビルでは在宅勤務の割合も増えており、効率的な社員食堂運営に課題があった。メロウと連携することで、新たな初期費用や固定費の必要なく1週間あたりで50店舗のキッチンカーメニューを社員に提供することが可能となった。

＜実施概要＞
内容：ワコール麹町ビル他、麹町半蔵門エリアのキッチンカー50店舗で使用できる、社員割サービス。利用時に使える割引クーポンをワコールより毎日発行。
対象：ワコール麹町ビルに勤務する400名
対象期間：2023年1月5日（木）〜3月末

まとめ

オフィスの在り方や働き方の多様化が進み、社員食堂の運営体制に影響が出ている企業は少なくないだろう。本リリースを参考に、自社での取り組みについて検討してみては？