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FAXのインボイス制度や電帳法対応が可能な「MOT/DX Server」販売開始

2023.05.26

株式会社バルテック(本社:東京都新宿区、以下バルテック)は、法人電話システム「MOT/PBX」やクラウド文書管理「MOT文書管理」と連携し、受信したFAXを自動でデータ化し改正法に則りながら保存・管理が可能なファイルサーバー「MOT/DX Server」の販売を開始すると発表した。

MOT/DX Serverとは?

MOT/DX Serverは、MOT/PBXシリーズで受信したFAXデータを番号毎に保存できるファイルサーバー。大容量の2TB、RAID構成によりデータを分散し冗長性デ-タを保存しておくことで万が一の障害時でもデータの消失を防ぐことができる。

MOTシリーズを連携して利用するメリット

■FAXを自動で仕訳保存
・受信したFAXを自動でデータ化。
・FAX番号毎にフォルダ分けして自動保存。
・クラウド文書管理とも連携し保存可能。

■FAX機不要
・PDFのままソフトから送信。
・取引先などは従来通り紙のFAXが届く。
・テレワーク中でもFAXの送受信ができる。

■OCRで自動入力
・保存されたFAXをOCRで読み込み。
・仕訳データなどを自動入力。
・FAX番号毎に読み込み場所を指定し、精度の高いOCRを実現。

■インボイスや電帳法に対応
・FAXに記載のインボイスの登録番号を国税庁のシステムと自動で照合。
・未登録の場合はエラーで通知。
・電帳法に則り保存・管理が可能。

クラウド文書管理「MOT文書管理」と連携

クラウド文書管理「MOT文書管理」と連携

MOT/DX Serverは、クラウド文書管理システム「MOT文書管理」と連携しデータを保存する。MOT文書管理とは、契約書・見積書・納品書・請求書・領収書など国税関係書類などを含むあらゆる資料を保存できるクラウド文書管理システム。

MOT文書管理にてFAXデータをOCRで読み込み、仕訳データやインボイス制度で必要な適格請求書発行事業者番号などの情報を自動入力。OCRで読み込んだ適格請求書発行事業者番号を国税庁「適格請求書発行事業者公表システム」と自動で照合する。登録されていない場合はエラー通知してくれるので手動で確認する必要がなくなる。

電子帳簿保存法にも対応しているため、FAXだけでなく取引先からメールやシステム経由で受け取った請求書などを一元管理が可能となる。

まとめ

クラウド文書管理と連携し、FAXのインボイス制度や電帳法対応が可能となる本製品。経理担当者の業務効率化に効果が期待できそうだ。活用を検討してみてはいかがだろうか。