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インボイス制度開始に向けてBill Oneが新機能追加「請求書テンプレートカスタマイズ機能」

2023.08.23

働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、インボイス管理サービス「Bill One」に、自社が発行する請求書のテンプレートを簡単に作成できる「請求書テンプレートカスタマイズ機能」を追加した。

機能追加の背景

機能追加の背景

Bill Oneは、郵送で届く紙の請求書やメールに添付されるPDFの請求書など、あらゆる請求書をオンラインで受領・データ化し、月次決算の加速を後押しするインボイス管理サービス。2020年5月のローンチ以降、機能アップデートや各種サービスとの連携を積極的に行っている。2022年7月からは請求書の発行機能を単体サービスとして提供するなど、請求書受領だけでなく請求書発行に関する業務効率化もサポートし、生産性向上による月次決算の加速を後押ししてきた。

2023年10月のインボイス制度開始後、課税事業者は適格請求書を発行する必要がある。適格請求書については、登録番号の記載やインボイス制度の要件に沿った税率や税額の記載が必要となっており、企業は発行する請求書のフォーマット修正を求められている。

しかし、請求書のフォーマットは利用する請求書発行システムに依存することが多く、フォーマットを変更するためには大規模な改修作業が必要になり、フォーマット変更の完了までに数カ月間を要する場合もある。当初は想定していなかった追加費用・工数の発生や、インボイス制度開始に間に合わない可能性も懸念される。

制度開始が間近に迫り、適格請求書に対応する請求書フォーマットへの変更が急務となる中で、自社が発行する請求書を柔軟にカスタマイズでき、インボイス制度にも対応できる「請求書テンプレートカスタマイズ機能」の追加を決定した。

機能概要

ユーザーは、Bill One上で、請求書に表示する項目を自由にカスタマイズしたテンプレートを作成することが可能。インボイス制度で求められる登録番号の追加や消費税の表示項目の変更もBill One上で編集できる。企業は大規模なシステム改修をせずに適格請求書の発行への対応が可能となる。

本機能は、Bill Oneの「請求書発行機能」を契約中のユーザーであれば追加費用なしで利用可能。さらに、請求書テンプレートは、記載したい項目をBill One上で選択するだけで簡単に作成・編集できるため、システムに不慣れな担当者でも工数をかけずに作業を完了することができる。

まとめ

インボイス制度の開始が目前に迫り、準備に追われている経理担当者も多いのではないだろうか。大規模なシステム改修をせずに、誰でも簡単に適格請求書の作成ができる本サービス。活用を検討してみては?