ファミリーサポート休暇も！スペースマーケットが社員の活躍支援制度を拡充

株式会社スペースマーケット(本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：重松大輔)が、社員のスキルアップへのサポートや活躍支援制度の拡充を発表。社員がより安心して活躍できる環境を整備するため、大きく3つのジャンルの支援制度を新設した。

「働きながらスキルアップ」ほか3ジャンルの支援制度を新設

スペースを貸し借りするプラットフォーム「スペースマーケット」を運営する株式会社スペースマーケット（以下：スペースマーケット）は、全社員の将来のキャリアアップを目的とした「リスキリング休暇」などのスキルアップのサポートや、誰もが安心して働ける環境づくりとして「ファミリーサポート休暇」などの社員の活躍支援制度を拡充したことを発表した。

同社では、「働きながらスキルアップ」「時間の確保」「安心して働ける環境づくり」の、大きく3つのジャンルの支援制度を新設。取り組みの背景として、「働きながらスキルアップ」においては、個人の学びなおしが重要視されつつある一方で、社内で実施したアンケートで「業務時間以外のインプットや自分の時間、リフレッシュタイムが取れていない、または取れているが足りていない」と回答した子育て社員が7割以上を占めるなど、業務外の時間の確保が難しい現状が明らかになったことを挙げ、働き方が多様化する中で、今回の制度を通して社員が幅広い知識を身につけ未来のキャリアアップにつながるようサポートする、としている。

また、「安心して働ける環境づくり」の一つであるファミリーサポート制度については、全社員中4割以上が子育て社員であり、「家族第一主義」をカルチャーとして掲げるスペースマーケットが、ライフイベントに直面した社員に対しポジティブに働ける環境を整えることで、将来の働き方に対する心理的安全性を高め、多様な人材や働き方を応援するという。

新制度の内容

働きながらスキルアップ
■リスキリングサポート（学習にかかる費用補助）
書籍購入、資格等受験、学校・講座受講にかかる費用等の補助をし、働きながらスキルアップできる環境を提供。

■資格取得支援制度
会社が認めた資格取得にかかる費用の補助。対象資格は、日商簿記、ビジネス実務法務、CDMP、Google Cloud認定資格など。

■リスキリング休暇
将来のキャリアアップを目的とした新しいスキルを取得するための休暇。

時間の確保
■フレックスタイム制のコアタイム中離席の特例
コアタイム中の離席を可能とし、受診や、被介護者、支援が必要な家族のための通院・介護、不妊治療のための通院などが必要な際に、よりフレキシブルに業務時間を調整することをサポート。※コアタイムに業務時間を確保できない場合に限る

安心して働ける環境づくり
■ヘルスケアサポート休暇
生理、更年期による体調不良や不妊治療を対象とすることで身体や家庭状況の変化をサポート。

■ファミリーサポート休暇
配偶者、父母、子、配偶者の父母、祖父母、兄弟姉妹または孫を含む家族の看護が必要な場合の休暇。多様な家庭環境・変化をサポート。

■中学卒業までの育児短時間勤務
対象期間は中学校を卒業するまで（2022年10月1日から運用開始済み）。

まとめ

スペースマーケットが「多様な働き方の実現と子育て世代も安心して働ける環境づくり」とする、制度の拡充。政府が個人のリスキリングの支援に5年で1兆円を投じることを表明するなど、社会的な関心度も高い「学びなおし」関連や、多様な働き方を視野に入れたサポートなど、時代のニーズに合わせた取り組みと言えるだろう。