ビジネスパーソンの環境貢献意識についての調査実施【アドビ株式会社】
アドビ株式会社(本社:東京都品川区、社長:クレア ダーレイ、以下 アドビ)は、全国のビジネスパーソン1050名(営業、広報・宣伝、法務、情報システム、総務・人事、経理・財務、経営・経営企画、からなる計7つの職種)を対象に実施した、「ビジネスパーソンの環境貢献意識」についての調査結果を発表した。
調査結果サマリー
■自身が勤めている会社が「環境貢献できている」と感じている人は、全体の37%程度
■ビジネスパーソンが貢献できていると思う環境活動のトップは「ペーパーレス」
■業務内で意識的に減らしている紙資料は、「打ち合わせ資料」が最多で、次いで「社内の提出書類」、「業務マニュアル」の順に
■ペーパーレスが進んでいるものの、「紙の方が丁寧だから」という理由で資料を紙で出力した経験があるビジネスパーソンは全体の約6割
■環境貢献活動における法務担当の苦労していることの1位に「契約書などの紙資料が減らない」ことが挙げられ、また半数以上が電子契約・電子サインの導入は「紙資源の削減」に繋がると環境貢献の魅力を実感
■経理・財務担当の過半数がペーパーレス化の進行に賛成するも、3割超が「社内での紙依存意識が強い(文化・慣例が残っているなど)」ことが障壁になっていると指摘
調査概要
「ビジネスパーソンの環境貢献意識に関する調査」
サンプル数:1050名(7職種別に各150名ずつ均等に割り付けて調査)
調査対象:営業、広報・宣伝、法務、情報システム、総務・人事、経理・財務、経営・経営企画の7職種に従事するビジネスパーソン
調査手法:インターネット調査
調査期間:2023年6月2日~6月5日
調査主体:アドビ株式会社
調査実施機関:株式会社ディーアンドエム
まとめ
調査結果からは、半数以上のビジネスパーソンが環境貢献に寄与するための活動として、ペーパーレスを実践していることが明らかになった。一方で、「紙の方が丁寧だから」という理由で、紙で出力した経験があると回答しているビジネスパーソンは約6割。経理・財務担当への調査では、文化や慣習による「社内での紙依存意識の強さ」がペーパーレスに移行する際の障壁になっていると3割超が回答している。意識変革によって解決される課題もあるようだ。ペーパーレス化の進行は環境貢献につながる取り組みであり、さらには業務効率化も促進できる。企業として社内の意識改革をどのように進めていくかがひとつのキーとなるだろう。