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【中小企業システム化の実態調査】システム化を行うも8割以上が「業務負担が軽減されていない」

2023.09.22

ワークフローソリューションベンダーの株式会社エイトレッド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡本康広 以下、エイトレッド)は、人手不足に悩むバックオフィス担当者に聞いた業務実態調査を実施した。

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調査概要

調査概要:人手不足に悩むバックオフィス担当者に聞いた業務実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年8月24日〜同年8月25日
有効回答:中小企業(今回は従業員数200名以下と定義)のバックオフィス業務(人事・労務・総務・情報システム)を担当しており、事前調査で人手不足に悩んでいると回答した方110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない
出典元:株式会社エイトレッド

調査結果サマリー

調査結果サマリー

■負担が大きい業務「データの入力・集計・照合」がトップ48.2%、第2位「各種社内書類の作成・管理」が39.1%
■業務のシステム化、「行われている」と81.9%が回答
■システム化を行うも8割以上が「業務負担が軽減されていない」と回答
■負担が軽減されていない理由、60.8%が「システム連携ができていない」、48.6%が「業務が属人化しているから」と回答
■負担が軽減されていない理由、「様々なシステムを導入したことにより、システム間の連携ができていないから」や「操作が複雑で 限られた人しか業務に当たれない」など
■業務のシステム化が進んでいない理由、53.3%が「導入・運用にコストがかかるから」、40.0%が「取り掛かる時間がないから」「IT人材がいないから」と回答
■業務負担が軽減された場合、65.2%が「業務効率化の推進」、36.0%が「社内規定、ルールの見直し」などに時間を使いたい
■業務負担が軽減された場合、「人材の育成」や「社内で先送りされている問題を解決する時間にする」などの声も
■業務負担軽減のために勤務先に求めることは「適切なシステム導入による効率化・自動化」が49.5%で最多

まとめ

本調査では、中小企業のバックオフィスでは業務のシステム化は進んでいるものの、システム間のデータ連携不足がボトルネックとなり、8割以上で業務負担の軽減を感じられていないことが明らかになった。人手不足の中、システム化による業務効率化を考える上で、データの自動転記など業務自動化やコスト削減を実現可能な、柔軟な連携機能を備えたシステムかどうかといった視点が重要と言えるだろう。