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外部のAI/データ人材活用へのハードル「人材の実力が判断しづらい」約6割

2023.11.16

開発から育成まで企業のDXをトータルにサポートする株式会社SIGNATE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤 秀、読み方:シグネイト、以下 SIGNATE)は、外部のAI/データ人材活用の検討に関わっている会社員108名を対象に、AI/データ人材の活用に関する意識調査を実施した。

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調査概要

AI/データ人材の活用に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」によるインターネット調査
調査期間:2023年6月23日〜同年6月24日
有効回答:外部のAI/データ人材活用の検討に関わっている会社員108名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。

外部のAI/データ人材の活用を検討している背景「DXを推進していきたいから」

外部のAI/データ人材の活用を検討している背景「DXを推進していきたいから」

「Q1.あなたのお勤め先で、外部のAI/データ人材の活用を検討している背景を教えてください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「DXを推進していきたいから」が59.3%、「AIが台頭してきているから」が32.4%、「社内にできる人間がいないから」が25.9%となった。

外部のAI/データ人材の活用、約7割が「将来予測」の場面で検討

外部のAI/データ人材の活用、約7割が「将来予測」の場面で検討

「Q2.外部のAI/データ人材の活用をどのような場面で検討しているか教えてください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「将来予測」が65.7%、「現状把握」が38.0%、「意思決定時」が37.0%という回答となった。

活用したいのは「データの分析や可視化」や「活用するデータの基盤やインフラ構築」

活用したいのは「データの分析や可視化」や「活用するデータの基盤やインフラ構築」

「Q3.AIやデータ活用において、どの工程で外部のAI/データ人材を活用したいと考えていますか。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「データの分析や、可視化」が46.3%、「活用するデータの基盤や、インフラ構築」が45.4%、「活用するデータの収集や、加工」が42.6%となった。

活用に対して感じるハードル「経歴・スキルだけでは人材の実力が判断しづらい」

活用に対して感じるハードル「経歴・スキルだけでは人材の実力が判断しづらい」

「Q5.あなたは、外部のAI/データ人材活用に対してどのようなハードルを感じますか。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「経歴・スキルだけでは人材の実力が判断しづらい」が55.6%、「ドメイン知識があるかどうか判断しづらい」が26.9%、「起用する人材とのコミュニケーションが難しい」が25.0%となった。

まとめ

約6割の企業がDX推進を理由に外部のAI/データ人材の活用を検討していると回答。「データの分析や可視化」、「活用するデータの基盤やインフラ構築」といった工程で活用したいと考えていることが明らかになった。一方で、半数以上が「経験・スキルだけでは人材の実力が判断しづらい」というハードルを感じている。経済産業省では中小企業向けに「AI導入ガイドブック」と中小企業と外部AI人材との協働事例集」を取りまとめている。参考にしてみてはいかがだろうか。

参考:経済産業省 中小企業向けの「AI導入ガイドブック」と「外部AI人材との協働事例集」を取りまとめました