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新型コロナ5類移行から半年の「リモートワーク」の“リアル”|継続できなくなった場合に6割以上が転職を検討

2023.11.30

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:加々美祐介)がリモートワークをテーマに調査を実施した。

調査実施の背景

転職情報サイト「doda」内での検索キーワードランキング(2023年11月更新)*1では、上位は3位を除くすべてで「リモートワーク」の類似キーワードが占めた。また、「doda」で扱う求人票において、第一回目の緊急事態宣言が発令された2020年4月との比較では、リモートワーク可能求人は約24倍に伸びている。

こうした転職市場の動きを受け、同社は新型コロナ5類移行から約半年が経った現在のリモートワークの“リアル”を明らかにするため、企業人事担当者(以下、「企業」)とビジネスパーソン(以下、個人)へ調査を実施した。

*1 転職情報サイト「doda」内 「人気検索キーワードランキング」ページ

新型コロナ5類移行後の「リモートワーク」実施状況

新型コロナ5類移行後の「リモートワーク」実施状況

新型コロナ5類移行前にリモートワークを導入していた企業は全体の57.4%で、現在の導入状況を聞くと66.2%となった。一方で、リモートワークの平均的な実施頻度を尋ねると、「週に1日程度」「週に2日程度」と回答した企業が増えている。

また、導入企業の計85.2%が今後も継続するとし、未導入企業でも計19.2%が新設を予定していることが明らかになった。

併せて採用面への影響について尋ねたところ、導入企業の計92.4%がリモートワーク制度は「良い影響を与えると思う」と回答し、未導入企業においても計60.4%が良い影響を感じていることが分かった。

ビジネスパーソンの「リモートワーク」の捉え方

ビジネスパーソンの「リモートワーク」の捉え方

リモートワークをおこなっている個人に対し、今後も継続したいかを尋ねたところ、「そう思う」が計95.2%に上った。また、継続できなくなった場合、計65.4%が転職を検討する意向を示した。

次に現在のワークライフバランスへの満足度を尋ねたところ、リモートワークをおこなっている個人の計79.2%が満足していると回答した。さらに、リモートワークの柔軟性レベルごとに満足度の変化を比較すると、「裁量のある」個人の満足度は計89.1%であることに対し、「裁量がない」個人は計66.0%となった。

調査概要

調査手法:インターネット調査
調査期間:2023年10月27日~10月31日
対象者:
【個人】3大都市圏(東京圏、名古屋圏、大阪圏)で従業員規模10名以上の企業でリモートワークをおこなう20~60代男女
会社員(正社員・契約社員)500名(性年代均等割付)
※人事担当、取締役相当、代表取締役・社長相当、その他管理職、管理職ではないが管理職相当、今後働こうとは思わない方を除く

【企業】3大都市圏/東京圏、名古屋圏、大阪圏で従業員規模10名以上の企業ではたらく20~60代の人事担当者500名(リモートワーク実施企業250名、リモートワーク未実施企業250名)

まとめ

本調査の結果からリモートワーク制度の有無や柔軟度は、人材確保のキーとなっていることが見受けられる。一方で、リモートワーク環境下においては、マネジメントの難しさが課題として挙げられることも少なくない。オフィスのミカタでは、マネジャーやマネジャーを支援するバックオフィスの方々に向けて、具体的な取り組みを紹介しながら、”リモートワーク下における活力ある職場づくり“にむけてのヒントを提供するコラム記事を掲載している。併せて参考にしていただきたい。

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