上司からの返信がない場合に56.0%が心理的なストレスが高まると回答「在宅勤務時のコミュニケーション」に関する意識調査
ビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:福山耕介、以下 ワークスモバイルジャパン)は、ビジネスチャットツールを導入している企業に勤め、週に1回以上在宅勤務を実施している20代・30代の会社員561人を対象に、「在宅勤務時のコミュニケーション」に関する意識調査を実施した。
調査概要
調査時期:2021年10月14日〜2021年10月21日
調査方法:インターネット調査
調査対象:
ビジネスチャットツール導入企業に勤務
週に1回以上在宅勤務を実施
上記の条件を満たす20代・30代の男女561人
約8割が、自身が勤める会社には在宅勤務を行いやすい風土があると回答
在宅勤務を行っている20代・30代の会社員に対し、勤務している会社に在宅勤務を行いやすい風土があるかと質問したところ、「あると思う」(47.8%)、「ややあると思う」(34.2%)となり、合わせて82.0%が在宅勤務を行いやすい風土があると回答した。
在宅勤務を行いやすい風土があると回答した人に対し、そう思う理由を質問したところ、TOP3は、1位「上司とのコミュニケーションが取りやすい」(57.8%)となった。
在宅勤務時のコミュニケーションでストレスを感じること「ある」約7割
在宅勤務を行っている20代・30代の会社員に対し、在宅勤務時のコミュニケーションにおいてストレスを感じることがあるかを質問したところ、「よくある」(32.3%)、「ややある」(40.6%)となり、合わせて72.9%がストレスを感じることがあると回答した。
ストレスを感じる相手1位「上司」
次に、コミュニケーションの相手別にストレスを感じることがあるかを質問したところ、「上司」とのコミュニケーションで、最多の57.4%となった。
また、ストレスを感じる理由TOP3は、1位「テキストでの連絡ではニュアンスが伝わらない」(54.5%)、2位「連絡に対する返信が遅い」(43.3%)3位「連絡に対して無視をされることがある」(36.7%)となっている。
上司からの返信がない場合、56.0%が「心理的ストレス」が高まると回答
在宅勤務を行っている20代・30代の会社員に対し、在宅勤務時のコミュニケーションにおいて、自身の連絡に対する上司からの返信がないことがあるかを質問したところ、62.3%が上司からの返信がないことがあると回答した。
また、上司からの返信がないことがあると回答した人に対し、返信がないことでどのような影響があるかを質問したところ、56.0%が心理的ストレスが高まると回答した。
まとめ
国土交通省が令和5年3月に発表した資料によると、雇用型テレワーカーのうち、約87%がテレワーク継続意向があることが明らかになっている。一方で、本調査結果では約7割が在宅勤務時のコミュニケーションにおいてストレスを感じることがあると回答。中でも自身の連絡に対して上司からの返信がない場合、半数以上が心理的ストレスが高まるとしている。手軽にコミュニケーションを取れるビジネスチャットツールの活用は、部下にとっても上司にとっても、より良い在宅勤務の実現に役立つのではないだろうか。オフィスのミカタでは、各社ビジネスチャットツールのサービス比較を行っている。本調査結果と併せて参考にしていただきたい。
参照:国土交通省~令和4年度のテレワーク人口実態調査結果〜
関連記事:Chatwork・Slack・LINE WORKS・Microsoft Teams|4大ビジネスチャットから目的別に最適なサービスをセレクト - オフィスのミカタ