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【部下の感じるコミュニケーションの取りにくさに関する調査】約2割が上司・同僚とのコミュニケーションに課題

2024.02.08

株式会社ソノリテ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:齋藤和政)は、上司、同僚とのコミュニケーションに関する課題に関して、20代~30代前半の従業員(管理職以外)のオフィスワーカーを対象に「部下の感じるコミュニケーションの取りにくさ」に関する調査を実施した。2023年10月に実施した20代〜60代の管理職を対象とした「部下とのコミュニケーションの悩み」に関する調査の結果との比較を含めた調査結果を報告している。

前回調査:「部下とのコミュニケーションの悩み」に関する調査

調査概要

調査期間:2023年12月15日(金)~2023年12月16日(土)
調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
調査人数:1003人
調査対象:調査回答時に20代~30代前半の従業員(管理職以外)のオフィスワーカー(ホワイトカラー)(リモート勤務含む)であると回答したモニター
モニター提供元:ゼネラルリサーチ

上司とのコミュニケーション

上司とのコミュニケーション

本調査ではまず、上司とのコミュニケーションについて調査を実施。「上司と上手くコミュニケーションを取れていると思いますか?」との質問には『とてもそう思う(13.6%)』『ある程度そう思う(62.0%)』『あまりそう思わない(19.9%)』『まったくそう思わない(4.5%)』という回答となっている。

コミュニケーションを取りにくいと感じる年代については『30代前半(22.0%)』が最も多く、次いで『40代後半(18.4%)』『50代前半(13.9%)』と続いた。世代差があまりない層とも上手くコミュニケーションがとれていないと感じていることがうかがえる。

なお同社は2023年10月、20代〜60代の管理職を対象とした「部下とのコミュニケーションの悩み」に関する調査を実施。「実際に、部下と上手くコミュニケーションを取れていると思いますか?」という質問に対して『あまりそう思わない(20.7%)』『まったくそう思わない(3.8%)』との回答を発表。また、コミュニケーションを取りにくいと感じる年代は『20代前半(27.8%)』『20代後半(22.6%)』『30代前半(14.5%)』と、コミュニケーションに課題を感じている上司の6割以上が、20代~30代前半が特に取りにくいと回答していることも明らかにしていた。

同僚とのコミュニケーション

同僚とのコミュニケーション

続いて同僚とのコミュニケーションに関する調査結果を見ると「同僚と上手くコミュニケーションを取れていると思いますか?」との質問には『とてもそう思う(18.6%)』『ある程度そう思う(64.4%)』『あまりそう思わない(14.1%)』『まったくそう思わない(2.9%)』という回答であった。

コミュニケーションを取りにくいと感じる要因としては『共通の話題がないから(37.2%)』『向こうから話しかけてくることがないから(25.7%)』『年齢差が大きく会話がかみ合わないため(24.7%)』が上位に並んだ。

同社は、前述した管理職対象の調査でも、部下に対してコミュニケーションを取りにくい要因として上位3つが同様の内容となっていたことを明らかにしている。

コミュニケーション活性化のための取り組み

コミュニケーション活性化のための取り組み

次に本調査では、企業全体でのコミュニケーション活性化のための取り組みについて調査。『コミュニケーションツールを使っている(チャット/社内SNS/仮想空間オフィス/コラボレーションツールなど)(31.6%)』『ミーティングスペースを設けている(23.9%)』『フリーアドレス制にしている(好きな席に座って作業できるワークスタイル)(22.6%)』などの回答が寄せられた。

また効果があったとされる取り組みとしては『コミュニケーションツールを使っている(チャット/社内SNS/仮想空間オフィス/コラボレーションツールなど)(20.6%)』との回答が最も多く、次いで『フリーアドレス制にしている(好きな席に座って作業できるワークスタイル)(15.8%)』『ミーティングスペースを設けている(13.6%)』と続いた。

さらに「取り組みに対して、自分にとっては効果を実感していますか?」との質問では『とても実感している(11.5%)』『やや実感している(44.2%)』『あまり実感していない(24.4%)』『まったく実感していない(10.5%)』『どちらともいえない(9.4%)』と、従業員自身も半数以上が効果を実感していることが明らかとなった。

なお本項目についても、上司側である管理職対象の調査でも同様の結果が出ている。

最後の設問となった「この中で、いちばん「会社に実施してほしいこと」はなんですか?」では『社内に食堂やカフェ、バーなどを設ける(25.0%)』『フリーアドレス制(好きな席に座って作業できるワークスタイル)(12.9%)』『コミュニケーションツールの導入(チャット/社内SNS/仮想空間オフィス/コラボレーションツールなど)(9.8%)』などの回答が寄せられた。

まとめ

部下側・上司側を問わず、約2割がコミュニケーションに課題を感じていることが明らかとなった。働き方の変化により、社内コミュニケーションの在り方にもさまざまな変化が起きている。オフィスのミカタでは、これからの社内コミュニケーションについてどのような取り組みが必要か、専門家コラムを掲載している。併せて参考にしていただきたい。

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