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マネーフォワードがマイナポータルと連携! 証明書の自動取得・反映が可能に

2024.06.11

株式会社マネーフォワードは、提供する『マネーフォワード クラウド確定申告』において、マイナポータルとの連携を発表。これにより、証明書データの自動取得・反映が可能になるという。

手入力作業不要の確定申告へ

手入力作業不要の確定申告へ

同社によると、近年、国税庁が運営する『マイナポータル』と各種サービスの連携が進み、取得できるデータの種類が充実(※)してきているという。こうした中で、これまで紙で郵送していた証明書を電子データ送付に切り替える保険会社も増えているようだ。

そうした中、同社が提供する『マネーフォワード クラウド確定申告』は、マイナポータルとの連携機能を提供。証明書データの自動取得・反映を可能にし、2024年度分の確定申告においてユーザーが証明書の収集や手入力作業の手間をかけずに、申告作業が行えるようにするという。

各証明書が発行される2024年10月以降、生命保険・医療費・社会保険の証明書データの自動取得・反映の対応を予定しており、ユーザーの確定申告の作業負担を軽減するとしている。

<マネーフォワード クラウド確定申告>
個人事業主のための確定申告作業をラクにする確定申告ソフトで、青色申告や白色申告に対応。確定申告書Bや青色申告決算書、収支内訳書など確定申告必要書類の自動作成が可能。

※参考:マイナポータル連携可能な控除証明書等発行主体一覧(国税庁)

まとめ

マイナポータルとの連携により、手入力作業を削減するという本サービス。確定申告の効率化に大きく貢献することだろう。会社員であっても、給与の年間収入金額が2000万を超える人や、給与以外の所得が20万を超える人、複数の会社から給与の支払いを受けている人など、自身での確定申告が必要な場合もある。

定められた期限内に確定申告を行わなかった場合は無申告加算税が発生し、追加で税金を支払わなければならない。還付を受けられる場合もあるので、条件に当てはまる場合は必ず期間中に申告を行うよう、従業員には周知をしておきたい。

参考:給与所得者の確定申告(国税庁)