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企画職インターン経験者の約8割、入社後のギャップを実感 IDEATECH調査

2024.06.18

株式会社IDEATECH(本社:東京都港区、代表取締役社長:石川友夫)は、学生時代、企画・マーケティング職として長期インターン(半年以上)の参加経験がある会社員111名を対象に、企画職インターンレベル別調査を実施した。調査結果の概要についてお伝えする。

調査概要

調査名称:企画職インターンレベル別調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年6月4日〜同年6月5日
有効回答:学生時代、企画・マーケティング職として長期インターン(半年以上)の参加経験がある会社員111名
調査主体:株式会社IDEATECH
出典元:株式会社IDEATECH
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない

企画・マーケティング職のインターンを始めたきっかけと携わった業務レベル

企画・マーケティング職のインターンを始めたきっかけと携わった業務レベル

本調査ではまず「Q1.あなたが、企画・マーケティング職のインターンを始めようと思った理由を教えてください。(複数回答)」と質問。その結果「新しいことに挑戦したかったから(41.4%)」「ガクチカになると思ったから(40.5%)」「将来企画・マーケティング職に就きたいと考えていたから(36.9%)」が上位となっている。

次に「Q2.あなたが経験した長期インターン先では、どのようなレベルで「企画業務」に携わっていましたか。」との質問では「レベル3|企画提案プロセスの一部に携わっていた(32.4%)」「レベル4|リサーチから提案までの一連のプロセスを主体的に実施した(27.9%)「レベル2|指示を受け、資料作成などの雑務のみ(27.0%)」に回答が集まっている。

約8割が「企画業務」に対する認識のギャップを実感

約8割が「企画業務」に対する認識のギャップを実感

続いて本調査では、Q2で「レベル1・レベル2・レベル3」と回答した人に「Q3.あなたは、インターン先の入社前と入社後で、「企画業務」に対する認識のギャップを感じましたか。」と質問。「非常に感じた(18.6%)」「やや感じた(58.7%)」と、約8割がギャップを実感していることがわかった。

「非常に感じた」「やや感じた」と回答した人を対象とした「Q4.あなたが、インターン先の「企画業務」に対して感じた認識のギャップを教えてください。(複数回答)」との質問では「アイデアを発信する機会が限られていた(44.8%)」「企画が学べる環境ではなかった(31.0%)」「企画会議などに参加できなかった(29.3%)」が上位に並んでいる。

インターン先の選び直しができるなら?

インターン先の選び直しができるなら?

また本調査では「Q8.あなたが、もし他のインターン先を選び直しができると仮定すると、重視したいと思うことを教えてください。(複数回答)」と質問している。その結果「インターン生の発言機会が多くあること(43.2%)」「企画から提案までの全てのプロセスに携われること(42.3%)」「より主体性が求められる環境があること(37.8%)」が上位に並んだ。

同社は前年に実施した調査の回答と比較を実施。「企画から提案までの全てのプロセスに携われること(49.5%)」「インターン生の発言機会が多くあること(36.0%)」「より主体性が求められる環境があること(27.9%)」と、上位の項目は変わらないものの、その割合に若干の変化がみられたことがわかっている。

出典元:【リサーチから質の高いガクチカへ!ガクチカになるインターンとは?】(株式会社IDEATECH)

まとめ

本調査ではインターン先の入社前後で約8割の人が企画業務への認識のギャップを感じていることが明らかになった。具体的なギャップとしては特に「アイデアを発信する機会」「企画を学ぶ環境の不足」に回答が多く集まっている。

こうした結果について同社は「企業は、優秀な学生のせっかくの自社接触機会を無駄にしないためにも、より実践的で主体性を尊重する環境を提供することが重要です」とコメントした。

2023年度からインターンシップの取扱いが変わっており、企業にとって採用活動に有効活用できる機会は増加している。調査結果も参考に自社でのインターンシップ内容について改めて検討してみてはいかがだろうか。