4割超が監視ツールのリプレイスを検討 Progress調査

プログレス・ソフトウェア・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:ユファン・ステファニー・ワン)は、大企業(従業員数1000名以上)のIT部門でサーバ・ネットワークの運用管理に携わっている担当者102名を対象に、ネットワーク監視システムの導入・運用実態調査を実施した。
調査概要
調査名称:ネットワーク監視システムの導入・運用実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年2月17日〜同年2月18日
有効回答:大企業(従業員数1000名以上)のIT部門でサーバ・ネットワークの運用管理に携わっている担当者102名
出典元:プログレス・ソフトウェア・ジャパン株式会社
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っており、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある
監視ツールの課題「運用管理の工数」 約4割がリプレイス検討

本調査ではまずはじめに、現在のネットワーク・サーバー監視において、最も重要視している監視機能について質問。その結果「サーバー・ネットワーク機器の死活監視(39.3%)」「CPU・メモリ・ディスクの使用率監視(15.7%)」「イベントログ監視(Windows/Syslog)(13.7%)」が上位に挙げられたという。
また、現在の監視ツールの課題としては「運用管理の工数が大きい(44.1%)」「ライセンス、保守費用が高額(41.2%)」「監視対象増加時のコスト増(39.2%)」などが多いようだ。
さらに、現在の監視ツールの見直しや他製品への置き換えについて「すでに検討・選定中(18.6%)」「今後検討予定(23.5%)」との回答が寄せられており、4割以上がリプレイスを検討していることが明らかになった。
まとめ
本調査では、ネットワーク監視システムの運用における課題や実態が明らかになった。特に運用管理においてはその工数の大きさが課題となっている企業が多いことが判明しており、ツールの見直しや入れ替えを検討している企業も少なくない。
ネットワークの安定稼働が当たり前となった今、監視システムは必要不可欠なものとなっている。機能面はもちろんだが、その後の運用体制も踏まえて選定することが重要だろう。今後の導入や入れ替えを検討している企業は、ぜひ本調査結果も参考にしていただきたい。