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就活時の企業選びで「転勤の有無」を重視する学生が7割超 ペンマーク調査

2025.04.16

株式会社ペンマーク(本社:東京都目黒区、代表取締役:横山直明)は、学生向け学習管理SNS「Penmark」を利用している全国の現役大学生611名を対象に転勤に関するアンケート調査を実施。昨今、ライフスタイルの多様化や共働き世帯の増加により、転勤制度を見直す企業も増えつつあることから、学生らの意向を探った。

調査概要

調査対象:「Penmark 公式LINEアカウント」を利用中の学生
調査期間:2025年3月5日〜3月10日
調査方法:スマートフォンWeb調査
有効回答数:611人
出典元:【Z世代実態調査】大学生の7割、企業選びで「転勤の有無を重視」〜応募回避や内定辞退にも影響、女性の8割が転勤有無を意識〜(株式会社ペンマーク)

7割超の学生が就職先決定時に「転勤の有無」を重視

7割超の学生が就職先決定時に「転勤の有無」を重視

本調査結果を見ると「就職先を決める際に転勤があるかどうかを重要視しますか?」という質問に「非常に重要視する(19.5%)」「やや重要視する(51.0%)」との回答が寄せられている。7割を超える学生が転勤の有無を重視しているようだ。また、男女別では女性(79.5%)の方が男性(66.3%)よりも転勤の有無を重視していることが判明している。

さらに「転勤がある企業への応募を避けたことはありますか?」という質問に対する回答は「はい(42.3%)」「いいえ(57.7%)」となっており、転勤の有無が就職活動の判断基準のひとつになっている様子がうかがえる。なお男女別で「はい」の回答割合を見ると、女性(48.2%)が男性(38.8%)を10pt近く上回っている。

また「転勤を理由に内定を辞退したことはありますか?」という質問への回答は「はい(11.3%)」「いいえ(88.7%)」という割合に。少数派ではあるものの、転勤を理由に辞退している人が10人に1人以上いることが明らかになった。

まとめ

本調査では7割を超える学生が「転勤の有無」を重視して就職活動に取り組んでいることが判明。同社は本調査結果について、ライフスタイルの多様化や共働きの増加、さらにはキャリア形成の個別最適化など、多くの社会背景に一致すると解説した。

勤務地に関する条件や自社の制度について明確に打ち出すことはもちろんのこと、多様な働き方を実現できる制度としていくことが、人材獲得において重要な取り組みとなることが本調査によって改めて示唆されたと言えるだろう。改めて自社の制度や情報の打ち出し方を見直す機会としていただきたい。