今のオフィスに「不満がある」は3割超、具体的な不満は? NEXER調査

株式会社NEXERは新大阪のシェアレンタルオフィスWORKPHIL(ワークフィル)と共同で、現在オフィスで働いている全国の男女300人を対象に「オフィスに求めること」についてのアンケートを実施した。
「オフィスに求めることに関するアンケート」調査概要
調査期間:2025年5月2日 ~ 2025年5月12日
調査機関:株式会社NEXER
調査対象:現在オフィスで働いている全国の男女
有効回答数:300サンプル
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社NEXER/WORKPHIL
出典元:株式会社NEXER
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合がある。
オフィスに3割超が不満を示す 改善への要望は?

本調査ではまずはじめに、普段働いているオフィスに求めたいことはあるか質問。その結果、約4割が「ある」と回答したという。最も求めたいこととしては「快適な空調と湿度管理(33.3%)」「十分なデスクスペースと収納(16.2%)」「静かで集中できる環境(15.4%)」といった声が上位に並んでいる。
さらに、今のオフィスに不満はあるか尋ねる項目では33.7%が「ある」と回答したことも判明。具体的な不満として「専用デスクや休憩スペースがない」「トイレの不便さ」「空調の不均一さ」などが多く挙げられたという。そのほか、狭さや設備の老朽化、騒音といった快適性の欠如がストレスの要因となっている様子もみられたようだ。
また、オフィス改善への要望としては「休憩スペースの設置」や「快適な空調管理」「作業スペースの拡張」「集中できる環境づくり」「ドリンクの充実」「最新のオフィス仕様へのアップデート」などの声が寄せられたことも報告されている。
まとめ
約3人に1人がオフィスに不満を抱えている実態が明らかになった。その不満の多くは、オフィスの快適性に関するものとなっているようだ。日々働く場所だからこそ、快適であってほしいと考えるのは当然のことだろう。
本調査ではこうした課題に対する解決策のひとつとして、シェアオフィスの活用を提案している。オフィスの改装や移転とまではいかなくても、現状を少しでも改善したいと考える場合には、そうした選択肢も有効だろう。自社のオフィス環境について見直す機会としてみてはいかがだろうか。