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26卒「給与額」より仕事の「社会的ニーズの高さ」重視 ヒューマン調査

2026.05.12

ヒューマンホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤朋也)は、2026年卒(以下:26卒)の新社会人を含む20~29歳の男女計1000名を対象に「Z世代の仕事観と自分らしさに関する調査2026」を実施。第1弾レポートとして、Z世代の仕事観について発表した。

調査概要

期間:2026年4月1日~4月7日
対象:全国/会社員(正社員)・公務員・団体職員として勤務する20歳~29歳男女
回答数:1000名
方法:インターネット調査
出典元:【Z世代の仕事観と自分らしさに関する調査2026 vol.1】企業選び、「給与」より「仕事の社会的ニーズ」を重視 労働力不足を「自身の活躍機会」と捉えるポジティブ層が4割超(ヒューマンホールディングス株式会社)



※調査結果の構成比は小数点2位以下を四捨五入して算出しているため、合計値は必ずしも100%とはならない

Z世代が重視するのは「仕事の社会的ニーズの高さ」

Z世代が重視するのは「仕事の社会的ニーズの高さ」

本調査ではまずはじめに、Z世代が現在の勤務先を選択した際に「仕事の社会的ニーズの高さ」と「給与額の高さ」のどちらを重視したかを質問。その結果「給与額(34.0%)」よりも「仕事の社会的ニーズ(40.4%)」を重視した人が6.4pt多かった。

特に26卒ではその差が顕著で、仕事の社会的ニーズ重視が46.8%に対し、給与重視は29.0%と圧倒的な差がみられた。

また、勤務先を選ぶ際に重視したこととしては「福利厚生の充実度(60.9%)」「ワークライフバランスのとりやすさ(59.3%)」「仕事内容のやりがい(56.4%)」が上位を占めた。

労働力減少を「前向きに捉える声」半数超

労働力減少を「前向きに捉える声」半数超

国内の労働力が減少していくことに対し「働き方の多様化が進む(55.6%)」「最新テクノロジーの重要性が増す(55.0%)」など、社会の変化を前向きに捉える回答が半数を超えた。

また「自身の活躍機会が増加する」との回答も41.4%に達しており、社会の危機を新時代のチャンスと捉えている様子がうかがえる。

さらに、個人の意識にもこの傾向が反映されている。自身の「キャリア」にプラスの影響がある、または影響はないと答えた「非ネガティブ層」は合わせて66.2%にのぼった。加えて「働き方」への影響についても、計57.5%がプラスの影響がある、または影響はないと回答したことが明らかになった。

Z世代が考える「自分らしさ」の源泉 理想の姿は7割が描ききれず

Z世代が考える「自分らしさ」の源泉 理想の姿は7割が描ききれず

続いて、Z世代のうち26卒を除く既卒の500人が。これまでに仕事を通じて「自分らしくありたい」と思ったシーンについて質問。その結果「自分の成長を実感できたとき(21.4%)」「自分のことを必要とされていると感じたとき(20.4%)」「周囲から感謝されたとき(19.0%)」「自分の強みや得意なことを活かせたとき(18.6%)」といった回答が上位に挙がった。

また、仕事を通じて「自分が成長できている」と実感することは重要かどうかたずねる項目では、Z世代の53.7%が「重要」と回答。一方で「なりたい自分」の姿を思い描けている回答者は33.8%にとどまっており、理想と現実のギャップを埋めるための自己実現に向けた環境や、考える機会の必要性が示唆された。

まとめ

従来の「給与重視」から「社会的意義」や「やりがい」「働きやすさ」へとZ世代の価値観がシフトしていることが明らかとなった。特に26卒ではその傾向が顕著であり、企業選びにおいて“何をするか”が“いくらもらうか”を上回る重要な判断軸となっているようだ。

こうした価値観の変化に対して、報酬制度だけでなく、仕事の意義や成長機会を可視化・言語化する取り組みが不可欠だ。また、キャリアの方向性を描ききれていない層が多い点を踏まえ、育成支援やフィードバック機会の充実など、個々の成長実感を高める仕組みづくりも重要となるだろう。