オフィスのミカタ おすすめ クラウド経費精算システム 7選
「働き方改革」と称し、業務効率化を進めていく中で、避けて通ることが出来ない業務の中に 「経費精算 業務」が含まれる。経理担当者は日々発生する経費を仕訳、入力、支払い、などといった業務に追われている。経費を申請する側も、細かく定められたルールや煩雑なフローのせいで多くの時間を浪費してしまっているのが現状だ。これらの問題を解決する為には、経理担当者や申請者だけではなく、会社全体で取り組む必要性がある。
この特集ではこれらの問題を解決し、業務効率化を成功へと導くサービスを紹介していく。
経費精算とは・・・
経費精算とは経理業務の中の一つで、企業が事業活動をする上で必要な経費を、従業員が立て替えて支払った場合に、費用を払い戻すことを指します。
日々業務をこなしていく上で、経費を支払う場面は意外と多いです。特に営業マンなどは、移動や接待が多く、電車賃やタクシー代などの交通費の他、接待交際費など、ほぼ毎日と言っていいほど経費を使う場面に遭遇しています。月末にまとめて精算することが多く、申請する側も、受ける側へも負担になっています。
多岐にわたる経費精算項目
経費の種類は、消耗品費、交通費、会議費、接待交際費、運賃費など、項目は多岐に渡ります。一般的な経費項目は以下の通りです。
■ 消耗品費 ・・・コピー用紙やティッシュなどの各種消耗品費用
■ 旅費交通費・・・移動費や出張費、宿泊費用など
■ 接待交際費・・・得意先や取引先との接待費用など
■ 荷造運賃 ・・・荷物や郵便物の配送費用など
■ 地代家賃 ・・・事務所の賃借料や駐車場代など
■ 水道光熱費・・・電気・ガス・水道代金
■ 通信費 ・・・電話料金・FAX料金、インターネット回線使用料などの通信に関わる費用
■ 広告宣伝費・・・商品やサービスの告知・宣伝に使う費用
■ 租税公課 ・・・税金や公共料金として支払った費用(自動車税や印紙代なども含まれる)
■ 損害保険料・・・事業用の火災保険や地震保険料など
■ 修繕費 ・・・建物や器具などの修理代
■ 減価償却費・・・OA機器やオフィス家具などの高額な固定資産に対し、使用できる期間にわたっての費用配分
■ 福利厚生費・・・社員旅行や健康診断など、従業員に対する福利厚生に掛かる費用
■ 給料賃金費・・・従業員に対して支払う給与
■ 外注工賃 ・・・外部の業者に業務を委託した際に支払う費用
■ 利子割引料・・・金融機関の借入に対する利子の支払いや受取手形の割引料など
■ 貸倒金 ・・・売掛金や貸付金が回収不能になった際に、損金処理として扱う勘定科目
■ 雑費 ・・・その他の費用
経費精算システムを導入するメリット
システムを介さず、紙などのアナログな方法で管理をすると、申請する側、受ける側で多大な時間と労力を要します。
申請する側は、レシートや領収書を月末まで保管しておくリスクや、エクセル表に打ち込む手間などが挙げられます。また、事前申請が必要な場合などは(接待交際費など)、エクセルで入力、印刷、押印、申請など、とてつもない工数と時間が掛かります。結局、残業をして経費申請の作業をすることになり、「働き方改革」を妨げる要因の一つにもなります。
申請を処理する経理側も、管理の手間や処理の時間、”会社のお金を扱う”という責任感やプレッシャーなど、心理的負担も大きいです。
これらの問題点を一手に解決する手段として、経費精算システムの導入が挙げられます。システを導入することで、入力作業の大幅な削減や、申請などのワークフローもPCやスマホでワンクリックで行うことが可能になります。
最近では、クラウド型のサービスが増えており、導入コストやランニングコストを大幅に抑えることが可能です。また、スマホアプリとの連携で、移動中のちょっとした隙間時間に経費申請を行うことも可能で、申請する側も掛ける時間を大幅に削減することができます。
以下に「オフィスのミカタ」がおすすめする、クラウド経費精算システムをいくつか紹介する。ぜひ、導入を検討する際の参考にしてほしい。
経費BankⅡ|SBIビジネス・ソリューションズ株式会社
SBIビジネス・ソリューションズ株式会社が運営する「経費BankⅡ」は、社内で発生する多様な経費精算の申請や承認、その後の経理処理までの全てをWeb上で完結できるクラウド経費精算システムだ。初期費用は発生せず、月額利用料は5IDで1,500円からとなる。少人数の中小企業などの場合、低コストから利用できる安心の料金設定だといえるだろう。
【無料】資料DLはこちら:『月額1,500円~使える経費精算システム「経費BANK」 - オフィスのミカタ』
rakumoケイヒ|rakumo 株式会社
「rakumoケイヒ」は、rakumo株式会社が運営するクラウド型経費精算システムだ。スケジューラーと連携して、経費や交通費精算が自動計算されるため、煩わしい設定などが不要で利用できる。30日間の無料トライアル期間を設けており、実際のデータを試せる以外にも、展開するほかの事業との組み合わせで、よりお得に活用できるプランも提供している。
公式HP:『rakumoケイヒ』
ジョブカン経費精算|株式会社 DONUTS
株式会社DONUTSが運営する「ジョブカン経費精算」は、シリーズ累計導入実績15万社にのぼるクラウド型経費精算システムとなる。同サービスでは、交通費精算はもちろん、仕訳データやFBデータの作成、申請内容に応じた経路分岐が可能だ。初期費用やサポート費用はかからず、1ユーザーあたり月400円から利用できる料金体系は業界最安値となる。
公式HP:『ジョブカン経費精算』
マネーフォワード クラウド経費|株式会社マネーフォワード
「マネーフォワード クラウド経費」は、株式会社マネーフォワードが運営するクラウド型の経費精算システムだ。中小企業から大手企業まで、経費精算におけるさまざまな課題を抱えている企業に対応しており、効率化したい業務に応じたサポートを得意としている。従業員が50名以下の場合は、1カ月の無料トライアルを用意しているため、使用感を確認するのもおすすめだ。
【無料】資料DLはこちら:『マネーフォワード クラウド経費- オフィスのミカタ』
楽楽精算|株式会社ラクス
株式会社ラクスがサービス提供する「楽楽精算」は、現在10,000社以上に導入されている業界でも指折りの経費精算システムだ。導入初期は、専任スタッフによる電話やメールのほか、各種マニュアルや設定方法をまとめたサポートサイトも用意されるなど、サポートも充実している。料金シミュレーションを活用して詳しい料金内容を確認しておくと、全体にかかるコストが把握しやすいだろう。
公式HP:『楽楽精算』
TOKIUM経費精算|株式会社TOKIUM
「TOKIUM経費精算(旧RECEIPT POST)」は、株式会社TOKIUMが提供する経費精算システムツールだ。スマートフォンアプリで経費精算が可能なため、リモートワークや移動の多い社員も活用しやすく、煩わしい清算業務を飛躍的に改善できる。基本料金は2プランからなり、必要なサービス内容に応じた選択が可能だ。
公式HP:『TOKIUM経費精算』
Concur Expense|株式会社コンカー
株式会社コンカーが提供する「Concur Expense」は、タクシー配車アプリや出張手配アプリ、PayPayなど豊富な外部サービスと連携できる経費精算システムとなる。経費や交通費、交際費の申請、承認はスキマ時間にスマートフォンで完了し、間接費業務からDX化を実現する取り組みを進めている。
【無料】資料DLはこちら:『経費精算・管理システム「Concur Expense」 - オフィスのミカタ』
まとめ
「働き方改革」によって業務効率化が求めているが、どこから改善すべきか分からない企業も多いのではないだろうか。それぞれの規模や状況に応じたぴったりのサービスが必ずあるので是非、一度比較してみてはいかがだろうか。