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zoomのバーチャル背景の設定ができないときの原因と対処法

2020.10.27

 テレワークの浸透により利用者が急増している「Zoom」のミーティング機能。プライバシー保護などの観点から、搭載されている機能の1つである「バーチャル背景」を利用したいと考える人もいるのではないだろうか。

 今回は、Zoomのバーチャル背景の概要やメリット、媒体別の設定方法、バーチャル背景が設定できない場合の原因と対処法を紹介する。ツールを最大限に活用する手段の1つとして参考にしてほしい。

目次

●Zoomのバーチャル背景とは
●バーチャル背景の設定方法
●バーチャル背景が設定できない原因と対処法
●まとめ

Zoomのバーチャル背景とは

 バーチャル背景とは、Zoomに搭載されているビデオ通話画面に自分の好きな画像を設定できる機能のことだ。まずはバーチャル背景の詳細やバーチャル背景を設定するメリットを見ていこう。

バーチャル背景の概要
 Zoomのバーチャル背景機能では、Webミーティングなどでビデオ通話を行う際、自分が映っている状態で背景に任意の画像を使用できる。無料版ライセンスでも使える機能で、パソコンの他、タブレットやスマートフォンでも設定が可能だ。

 バーチャル背景の需要の高まりにより、さまざまなアニメや映画、商品などを提供する企業・団体がバーチャル背景用の画像を無料配布している他、Zoomのホームページにおいても各サイトから厳選したリストを閲覧できるようになっている。「Web会議用の壁紙画像」を配布しているサイトもあるため、会議の趣旨やメンバーに合わせて背景を設定すると良いだろう。

バーチャル背景を設定する理由とメリット
 バーチャル背景を設定する最大のメリットは、自分がいる場所の背景を映さずにビデオ通話ができることだ。プライバシー保護の観点から自宅を映したくない、片付けが間に合わないなどの理由がある場合でも、背景を気にする必要がない。生活感を隠すことで相手に失礼がないように配慮することができ、オフィス仕様のバーチャル背景を設定すれば在宅勤務であってもビジネスの雰囲気を出すことも可能だ。

 また、背景が会話のきっかけになることも、バーチャル背景を利用するメリットだ。非対面で行うWebミーティングにおいては、会話のきっかけとなる「アイスブレイク」をいかに行なうかが、その後の会議全体の雰囲気を左右することもある。そのため、相手から好印象を持たれるよう、背景を重要視するビジネスパーソンも多いのではないだろうか。

バーチャル背景の設定方法

 バーチャル背景はどのように設定できるのだろうか。ここでは、使用機器ごとの設定方法を紹介する。

事前準備
 バーチャル背景を使用するためには、事前準備としてバーチャル背景を有効にしておく必要がある。バーチャル背景を有効にする手順は以下の通り。

①Zoomのホームページからマイページにサインインする。
②画面左の「設定」タブをクリックする。
③「ミーティングにて(詳細)」内のバーチャル背景の項目をオンにする。

また、アカウント設定を編集する権限を持つ管理者として、企業が組織内全員や特定グループのメンバーのバーチャル背景機能を有効にすることもできる。詳しくはZoomのホームページを参照しよう。

参考:Zoomヘルプセンター「バーチャル背景設定」

Windows/Mac
 パソコンでバーチャル背景の設定を行うには、ビデオ通話を行っていない時にホーム画面から設定する方法と、ビデオ通話時に通話画面から設定する方法とがある。それぞれの設定方法は以下の通り。

【ホーム画面から設定する場合】
①Zoomのアプリからホームを開き、歯車マークの「設定」ボタンをクリックする。
②タブの中から「バーチャル背景」または「背景とフィルター」をクリックする。
③表示されている画像を選択、もしくは「+」をクリックして画像をアップロードする。

【ビデオ通話画面から設定する場合】
①Zoomミーティングに参加する。
②ビデオ通話画面にマウスを合わせ、画面下のツールバーを表示する。
③「ビデオの停止」の右側にある上矢印「^」をクリックする。
④「バーチャル背景を選択」もしくは「仮想背景を選択してください」をクリックする。
⑤表示されている画像を選択、もしくは「+」をクリックして画像をアップロードする。

iOS
 iPhoneやiPadのバーチャル背景は、ビデオ通話に参加している状態で設定する。ミーティングに参加していない状態で設定画面を開いても設定項目がないことに注意しよう。設定方法は以下の通り。

①Zoomミーティングに参加する。
②画面をタップし、画面下のツールバーを表示する。
③「…」の詳細ボタンをタップし、「バーチャル背景」を選択する。
④表示されている画像を選択、もしくは「+」をクリックして画像をアップロードする。

Android
 Android版のZoomはこれまでバーチャル背景に対応していなかったが、米国時間2020年9月23日からのバージョンでサポートが開始されることとなった。iOS同様、ミーティング参加時にのみ設定することが可能だ。設定方法は以下の通り。

①Zoomミーティングに参加する。
②画面をタップし、画面下のツールバーを表示する。
③「…」の詳細ボタンをタップし、「バーチャル背景」を選択する。
④表示されている画像を選択、もしくは「+」をクリックして画像をアップロードする。

バーチャル背景が設定できない原因と対処法

 バーチャル背景を利用する際、設定画面が表示されなかったり背景と同化したりすることもあるかもしれない。ここでは、バーチャル背景が設定できない原因と対処法を紹介する。

バージョンが古い
 バーチャル背景を設定するには、使用するパソコンやスマートフォンが一定以上のスペックを持ち、ダウンロードされているアプリもバーチャル背景に対応したバージョンになっている必要がある。以下の条件を満たしていない場合は、「コンピューターが用件を満たしていません」というメッセージが表示される可能性があるため、使用可能な機器に切り替えたり、アプリをアップデートしたりすると良いだろう。

Zoomのホームページによると、バーチャル背景を設定する際、使用機器に必要なスペックは以下の通り。

・Windows:Windows10 64bit以降 CPUがCore i7/Core i5 以上
・mac:macOS 10.13以降 CPUがクアッドコア以上、Intel Core i7以上
・Linux:デュアルコア2Ghz以降(i5/i7またはAMD相当)プロセッサー
・iOS:iPhone8以降、iPad Pro 第5世代/第6世代 iPad 9.7以降
・Android:非公開

また、バーチャル背景に対応しているZoomアプリのバージョンは以下の通り。

・Windows/Mac:3.5.53922.0613以降
・Linux:2.0.91373.0502以降
・iOS:4.1.27541.0627以降
・Android:非公開

参考:参考:Zoomヘルプセンター「バーチャル背景設定」


サインインできていない
 Zoomはサインインをしていなくても利用が可能だが、バーチャル背景を設定したい場合はサインインが必要だ。Zoomのホームページまたはアプリを開き、メールアドレスとパスワードを入力してサインインしよう。

バーチャル背景が有効になっていない
 事前の設定でバーチャル背景を有効にしていないと、バーチャル背景を設定することができない。Zoomにサインインして「設定」を確認し、「バーチャル背景」のトグルが有効(青色)になっているかを確認しよう。無効(灰色)の場合は、トグルを押して有効にすると良い。

背景が投影できていない
 照明や背景色などの影響で、背景がうまく投影できない場合もある。そのような場合は、以下のことを試してみると良いだろう。
 
・高品質なカメラを使用する
・照明が均一に当たるようにする(片側からの日光を遮るためにカーテンを閉めるなど)
・自室の背景と同じ色の服を着用しない
・自身の背後にグリーンスクリーンを置く
・背景色を手動で選択する
・仮想背景を設定できるカメラアプリを利用する

仮想背景を設定できるカメラアプリを使用する場合、初めにそのアプリを起動し背景を単色に設定しておく必要がある。その後、Zoomホーム画面の「設定」またはビデオ通話時の「^」ボタンで「カメラの選択」から起動したアプリを選択し、「バーチャル背景」をクリックして画像を選ぼう。

まとめ

 Zoomのバーチャル背景は、プライバシー保護や話題作りなどで多いに活用することができそうだ。バーチャル背景を利用するにはさまざまな条件が必要となるため、条件を満たしているか、実際に投影できるかを事前に確認し、スムーズに運用できるようにしておくと良いだろう。

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