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「キミスカ」で優秀な学生に直接リーチ。逆スカウト型求人が日本の採用を変える

2019.08.30
オフィスのミカタ編集部【PR】
写真:株式会社グローアップ 代表取締役 仲真 良広 氏
写真:株式会社グローアップ 代表取締役 仲真 良広 氏

 就職売り手市場が続く中、大卒求人倍率は約 1.8 倍 になるなど、新卒採用は特に厳しい局面にある。企業が採用競争力を高め、優秀な学生に選ばれるようになるためには何が必要なのか。約 10 万人の学生が登録する逆求人型就活サイト「キミスカ」を運営する株式会社グローアップの代表取締役 仲真 良広氏に話を伺った。

着想は学生の選考状況の企業間シェアと有効活用

 同社の創業は2008年。当時わずか24歳だった仲真氏が「若者でも、真に人のためになるビジネスで成果を出せることを示したい」との想いから起業した。当初は仲真氏のバックグラウンドを活かし、中途人材のヘッドハンティング事業を展開。その頃から新卒採用を行っていたものの、大手ナビサイトなどを通じた求人型の手法では、認知度の低いベンチャー企業が優秀な学生を獲得するのは難しかったという。そうした自社の課題から、新卒採用関連の事業を開始した。

「初めは、新卒の人材紹介を行っていました。やがて、事業の次のステップを考えるようになった時『就活生の選考状況を企業の人事間で共有できれば、選考時に客観的指標として有効活用できるのでは』と思いついたんです。それを実現する最適で現実的な方法として、逆求人型サイトというビジネスモデルに至りました」と仲真氏。

 「落ちた選考を無駄にしない」というコンセプトのもと、各学生がサイト上に公開する他社の選考状況を、企業がスカウト時に参照できる点は、現在でもキミスカの最大の特徴となっている。

”落とす選考”では新卒採用競争には勝てない

 このように、サービスの着想は逆求人型サイトではなかったものの、昨今ではこうした逆求人型の採用手法自体が市場に求められるようになってきている。
「現在はバブル時以来の就職売り手市場で、大卒求人倍率が約1.8倍、従業員規模300人以下の企業に限ると8~9倍という状況です」(仲真氏)
 採用競争が激化する中、従来の求人型の採用手法だけに頼っていると、企業は優秀な学生を獲得できなくなってしまう、と仲真氏は警鐘を鳴らす。

 同社自身が経験してきたように、中小・ベンチャー企業の場合は、求人型採用ではそもそも学生に自社の存在を知ってもらうことすら困難だが、問題はそれだけではない。
「求人型採用は、その仕組み上、人材を"採る"ことよりも"落とす"ことにコストがかかってしまう手法です。人材要件が高くなればなるほどこの傾向は強くなり、極端にいえば、100人応募があったうちの97人は落とさなければならない、ということにもなります。応募者1人に対して費やす時間と労力が同じだと仮定すると、落とすためのコストのほうが圧倒的に多い。そうして落とすことに時間をかけている間に、学生はより魅力を感じる別の企業、言い換えれば、同じ時間を自社への興味付けに使っている企業に内定承諾してしまいます」(仲真氏)

 学生への興味付けにマンパワーを投入するためには、採用手法を根本的に見直す必要がある、と仲真氏は強調する。その解決策の一つが、同社がキミスカで提案する逆求人型採用・ダイレクトリクルーティングなのだ。

 

学生の志望度がアップする興味付け中心の採用手法へ

 逆求人型採用では、最初から人材要件に合う層に絞ってアプローチすることで、多数の応募者を落とすことに費やしていたコストを削減できる。その分、ターゲットへの興味付けに注力できるのがポイントだ。

 まず、認知度が低い中小企業などでは、そもそも自社のことを学生に知ってもらうきっかけを作れる。「『事業分野は学生になじみが薄いけれど、事業の独自性や社風のおもしろさが伝われば、強く興味を持ってもらえる可能性が高い』という企業は、逆求人型のメリットを特に感じやすいと思います」と仲真氏。また、知名度の高い企業ならではの企業イメージにまつわる悩みも、ダイレクトリクルーティングで解決しやすいという。

「例えば、化粧品メーカーで求人を出すと、本来は男女半数ずつで採用したくても、応募者の9割が女性になってしまうといいます。これに対して逆求人型採用では、イメージからは応募が集まりにくい層に対してもピンポイントに働きかけ、興味付けできるのが強みです」(仲真氏)

 さらに、認知してもらった後、学生から魅力を感じ続けてもらいやすいのも逆求人型のメリットだ。その理由は、人事担当者と学生の関係性の在り方にあると仲真氏は言う。
「就活生にとって、企業の志望度を最も大きく左右する要素の一つが『人事担当者がいい人かどうか』なんです。よりかみ砕いていうと、人事担当者が学生目線に立って、学生の就職活動を応援できているかどうか。例えば、これまで好感触だった学生が突然選考・内定辞退してしまうのは、人事が企業の選考者目線に立っているケースが多いんです。一方、人事が学生に寄り添っていれば、学生も辞退する前に相談しやすいですし、それに対して人事も手を打てるようになるでしょう。こうした学生の就活に人事が伴走するような関係性をより構築しやすいのは、逆求人型だと考えます」(仲真氏)

 採用難が深刻化する中、企業が就職先として学生に選ばれるためには、より興味付けにコストをかけていく採用の在り方へシフトする必要がある。それはダイレクトリクルーティングを行うか否かを問わず、必要不可欠になっているといえるだろう。

逆求人型は当たり前になる新卒採用にベストマッチを

 仲真氏が目指すのは、新卒採用におけるベストマッチの実現だ。
「従来の採用活動は毎年就活ビギナーである学生側からのアプローチを待つ形になるのでミスマッチが起こる。しかし逆求人型採用では、採用のプロである人事担当者の方からマッチしそうな学生を見つけ、時間をかけて認識のすり合わせができることから、ベストマッチに近づきやすいと考えています」(仲真氏)

 最後に仲真氏は、同社の展望についてこう語る。
「将来的には、スカウト型サイトをナビサイトと同じくらい当たり前の存在にしたいと考えます。そうすれば、学生には就職活動の選択肢、企業には自社の魅力を伝えられる機会が増えるでしょう。弊社もキミスカを通じて、その実現に貢献していきます」
企業と学生双方が逆求人型から得られるメリットを鑑みれば、この理想の実現もそう遠くはないのではないだろうか。

「キミスカ」3つのポイント

1.欲しい人材へ直接スカウトが打てる
2.採用を成功に導く手厚いサポート体制
3.リアルイベント「キミスカLIVE!」で、直接学生と触れ合える

■ お問い合わせ先情報

株式会社グローアップ
電話番号   :03-6825-6930
メールアドレス:info@kimisuka.com
対応時間   :平日 10:00~18:30
ホームページ :https://kimisuka.com/2020/

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