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「もっとスムーズに手配できないのか」。総務担当の悩みから生まれた引越サポートサービスとは

2020.11.30
オフィスのミカタ編集部【PR】
ビズリンクの早川健・代表取締役
ビズリンクの早川健・代表取締役

 引越をともなう転勤は、言い渡された側はもちろん総務担当者にとっても多くの手続きが必要だ。しかし、忙しい業務のかたわらで自分の生活状況に合った引越業者をさがすのは面倒で、しかも人事異動の内示が出てから引越までの日にちがない企業もある。数年前から、引越シーズンに業者が見つからない「引越難民」が大きな問題になっている。
 ビズリンクの引越手配代行サービス「テガルン」は、こうした悩みを解決するために生まれたサービスで、「担当者の業務効率化」と「引越コストダウン」を同時に達成するという。サービス開始のきっかけや他社にない強みとはなにか。代表取締役の早川健さんに話を伺った。

見積もり〜請求を一手に引き受け

見積もり〜請求を一手に引き受け

−−まずサービスの概要について教えてください。

 引越作業から経費処理まで、転勤者の引越に関わる全ての手配を代行し、総務担当者・転勤者双方の負担を軽減します。
 企業のご担当者さまから過去の見積もりデータなどをいただき、専用チームが引越コストを分析。各引越会社と料金を交渉し、費用対効果の高い引越プランを提案します。さらに、実際の引越手配から、請求までをビズリンクが工程管理します。
テガルンの導入企業は全国で300社。累計引越取次サポート数は21500件と支持をいただいています。

−−サービスを始めたきっかけを教えてください。

 2016年にサービスを始める前は、引越業者の営業代行のような仕事をしていました。そこの営業先の一部上場企業の総務担当者から聞いた話が、サービスを始めるきっかけとなりました。「とにかく引越業者を探すための相見積もりが面倒。もっとスムーズに手配できないのか」と。
 総務は期限が決まっている仕事が多い職種です。その中でも転勤のための引越は期限が短いわりに引越業者や転勤者との煩雑なやり取りが多く、手配完了までの手続きを簡単にしたいということでした。さらに、営業代行をしていたある大手の引越業者から、「この仕事はうちではできない」とお断りをされたことも気づきでした。「こんな大手でもできない案件があるんだ」と知ったことが、サービスのヒントになりました。

かかる時間と高いコスト

−−相見積もりが面倒になる原因とはなんですか。

 相見積もりを取ろうとすると、引越業者を決めるのに時間がかかります。現状、多くの企業が、引越を含めその他の外注業者を使う際には、「相見積もりを取る」ように言われます。
 さらに、引越では積荷の状況が転勤者一人ひとりによって違うので、引越業者から転勤者に引越の荷物の状況を聞く必要があるのです。こんなことをしていると1社を手配するのに1週間〜2,3週間かかってしまいます。そんな中、人事の内示から引越まで期間が短い企業もあり、転勤者の大きな負担となっています。
 私たちにお任せいただければ、ご依頼から2〜4日で、ご担当者へ荷物量とオプション有無などのお見積りの報告をさせていただきます。

−−引越の価格設定も特殊に感じます。

 ご存知の通り引越代は繁忙期の方が高くなります。引越には「定価」という考え方がありません。閑散期においては利益率が決まっておらず、利益が小さくてもトラックが空いてれば仕事を受けることもあります。逆にトラックが空いていない繁忙期は引越業者側は値段を高くしたい。「繁忙期で1年分の利益をとりたい」というくらいです。私たちは引越の距離、荷物量、時期などの転勤引越の傾向を把握して引越料金のシミュレーションを行った上で、最適な料金表と手配方法を提案します。
 現状、利用いただいた企業のうち60%以上の企業が、11%以上の引越コストを削減できたとお答えいただき、最大では30%のコスト削減に成功した企業もいらっしゃいます。

引越業者の得意・不得意がわかる

引越業者の得意・不得意がわかる

−−価格が明確になると、引越業者にとっては不利になると感じます。メリットはあるのでしょうか。

 失注を防ぐことができる点です。相見積の場合の、各引越業者の失注率は7割にのぼります。電話して、訪問して、見積もりを出すコストをかけるのに、受注できるのは3割ほど。
 この点、やりたい仕事を確実に受注できるようになれば大きなメリットです。私たちは、引越業者の得意不得意を認識して案件を振り分けて依頼をしています。引越業者が最初から受注案件として対応することで対応のスピードが上がり、結果的にはご利用企業の手配がよりスムーズなる良い効果が生まれています。

−−引越業者の得意不得意とはなんですか。

 一言で「引越業者」といっても、長距離が得意だったり短距離が得意だったり、単身が得意だったりファミリーが得意だったりと実態はバラバラです。マッチしたところに依頼しないと断られたり、積荷と荷下ろしが別会社だったりと手間がかかることがあります。

「元業者」がそろっているからこそ

−−サービス開始時、ベンチマークとなるような競合はいましたか。

 法人の総務担当者向けのサービスという意味では、いませんでした。私たちのサービスは、各引越業者の特徴や料金体系を正確に理解していないと成り立たないからだと思います。

 先ほど述べた、相見積もりをとる理由は「適正価格になっているか」の確認です。
 料金が適正か否かは、距離、荷物量、時期といった価格に関わるそれぞれの基準で各社を比較する必要がありますが、これが難しいのです。

 トラックの積荷容量の書き方が、ある社では「何トントラック」となっている一方で、ある社では「段ボール何個分」となっているなど、一般の方が見積もりをとっても、適正化どうかを判断するのは至難の技です。

 当社では、元々引越業者で働いていた経験のあるスタッフを雇い、提携引越業者に協力してもらって各社の見積もりを一件一件確認して、適正な料金表を出すようにしています。

 現在では、引越関連で働いていた経験のある社員が全体の8割にのぼっています。転勤者と引越業者の間に入って、質問を受けたりといったサポートもできるので、転勤者・引越業者双方に満足いただけ、総務担当者の負担軽減にもなっていると自負しています。

引越の悩み解決ができるプラットフォームになる

引越の悩み解決ができるプラットフォームになる

−−次に追加しようとしているサービスはありますか。

 総務の仕事は属人的になりがちで、負担が集中する原因となっています。12月には、転勤者一人ひとりの引越手続きの状況が一目で分かるような管理ツールの提供を始めようと準備しています。これは転勤者のみならず、新入社員の引越に対しても使えるサービスです。

−−このサービスを通じて、どんなことを達成したいと考えていますか。

 このサービスを始めたきっかけにも通じますが、転勤業務に疲弊する状況を、私たちが少しでも楽にするお役立てになればと思っています。転勤者に対しては引越だけでなく、引越後の電気料金やガス料金についても最適な情報を与えられる、総務担当者に対しては、コスト削減を提案できる。ゆくゆくは、引越にまつわるあらゆるお悩みを解決できる。そんなプラットフォーム的な存在になれたら、と思っています。

■ お問い合わせ先情報

株式会社ビズリンク マーケティング担当
メールアドレス:houjin@bizlnker.co.jp
ホームページ :https://bizlinker.co.jp/contact/

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