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2024年度版採用管理システムを徹底比較。おすすめサービスを紹介

2024.02.22
オフィスのミカタ編集部

企業の成長に欠かせない人材採用。優秀な人材を集めるには、採用コア業務に集中するために事務業務を効率化することが欠かせない。今回は採用にかかる業務を補助し、より良い採用が行えるようサポートしてくれる採用管理システムについて紹介する。

目次

●大きなシェアを占める定番の採用管理システム
●中途採用に強い採用管理システム
●新卒採用に強い採用管理システム
●アルバイト採用に強い採用管理システム
●無料で使える採用管理システム
●多様なシステムを比較するための検討ポイント
●まとめ

大きなシェアを占める定番の採用管理システム

多くの企業で導入されている定番の採用管理システムをまずは紹介しよう。

HRMOS採用
大手企業からの導入が多い「HRMOS採用」は、データに基づき採用課題を改善し、採用力を上げていくことができるシステム。専任のコンサルタントが採用活動を支援してくれるのも心強く、定量的なデータとコンサルタントの業界知見をもとに戦略的な採用を行いたい企業におすすめだ。

ジョブオプ採用管理
「ジョブオプ採用管理」は、求人から採用までのさまざまな課題をオールインワンで解決できるシステムだ。ダッシュボードのパネルで応募者からの新着メール、当日の面接予定件数などのタスクを可視化など業務効率化の観点だけではなく、indeedとの連携が可能であり運用面の拡張性が高い採用管理システムを導入したい企業におすすめだ。

採用一括かんりくん
「採用一括かんりくん」。採用に関わる事務工数を75%削減する業務の一元化が特徴だ。特にLINEやZoom、Slack、Chatworkなどのコミュニケーションツールとの連携が可能で、候補者へのフォローアップが行いやすく、内定辞退などの採用プロセスにおける歩留まりの改善を行いたい企業におすすめだ。

中途採用に強い採用管理システム

一人一人の候補者に細やかな対応が求められる中途採用に強い採用管理システムは、以下の通りだ。

AOLC
中途採用ならではの、媒体、人材紹介、リファラルなど、多様な採用ルートを一元管理することができるAOLC。大手人材企業のマイナビが提供する採用管理システムでもあり、信頼性の高さでは群を抜いていると言えるだろう。
 
HERP Hire
デジタル人材採用の中途採用に強い「HERP Hire」。SlackやChartworkと連携ができるなど、日頃利用しているチャットツールからシームレスに現場の社員を採用活動にアサインすることができる。採用管理システムとして工数削減により採用に関わるメンバーの負担を最小限にするだけではなく、採用に関わるデータを可視化できるため、勘やナレッジに頼らない意思決定をサポートしてくれる。

新卒採用に強い採用管理システム

春の一括採用がメインとなる新卒採用は大量の候補者を集め、優秀な人材を絞り込んで採用するという一連の流れがある。効率的に進めることができるシステムを紹介する。

キャリタスContact
学生が普段、もっとも使用しているLINEを最大限活用しているのが特徴の採用管理システム。説明会のエントリーから選考、結果通知、内定者フォローまで一括してLINEで送ることができ、返信率の高さや内定辞退率の改善に寄与できる。大手人材企業のディスコが提供しているサービスでもあり、採用活動に関するサポートを受けながら採用を進めることができる。

i-web
採用DXを加速するためのサービスを提供している「i-web」。リクナビ・キャリタス就活などの大手媒体とリアルタイムでの連動ができるため、ライムラグなく応募者への対応が可能だ。さらには、オンライン面接や録画面接、セミナー配信、オンライン社員訪問の調整機能も搭載されており、候補者の居住地にとらわれず優秀な人材を集めることができる。

アルバイト採用に強い採用管理システム

アルバイト採用にはいつでも気軽に応募できることが問われる。フレキシブルな対応が可能な採用管理システムを紹介する。

HITO-Manager
Indeedエントリーに対応している数少ないATSパートナーである「HITO-Manager(ヒトマネ)」。タウンワークやマイナビバイト、バイトルなど大手主要媒体を含む多くの求人媒体から応募者を自動的にシステムが取り込むことができる。

リクオプ
「リクオプ」は、顧客ごとに最適な採用オウンドメディアリクルーティングを構築し、自社にマッチした人材採用を実現することにこだわりを持っている。採用活動を伴走してくれる専任の導入担当が心強い存在だ。

無料で使える採用管理システム

採用管理システムについて実際に使ってみてから検討したいという場合にぴったりなのが無料で使えるシステム。大手企業が提供している安心なサービスを紹介する。

Hirehub
応募から入社までの採用プロセスを効率化できるすべての機能を完全無料で利用できる「Hirehub(ハイヤーハブ)」は、エン・ジャパンが提供するサービス。同社が提供する自社サイト作成ツール「engage」との連携も可能だ。

リクナビHRTech 採用管理
応募から入社までの選考状況の一元管理が無料でできる上、登録数も無制限。リクルートが提供する採用管理サービスだ。全エージェントからの候補者情報を自動登録できるのも大きなメリットだ。

多様なシステムを比較するための検討ポイント

システムの選び方は前述した通りだが、ここでは機能面で着目してほしい検討ポイントについて紹介する。ぜひ踏み込んだ内容もチェックしてから採用するシステムを選定してほしい。

なお以下のページでは、採用管理システムの選び方ついて詳しく解説している。
数ある採用管理システムから自社に適したサービスを選定する方法を詳しく知りたい場合には、合わせて読んでほしい。
採用管理システムが注目される理由とサービスの選び方- オフィスのミカタ 

求人管理のための求人媒体との連携性
採用管理システムは連携している求人媒体からの応募があると、応募者情報を自動で登録できる。普段、使っている求人媒体と連携されているかどうかは必ずチェックしたい。

応募者管理のための日程調整・コミュニケーションチャネル
応募者を管理するための日程調整やコミュニケーションチャネルの利用は欠かせない。ChartworkやSlack、LINEなどといったツールを利用可能なのか、自社ですでに使っているツールがそのまま使えるのかも確認しよう。

選考管理のためのWeb面接システム
場所や時間に縛られることなく気軽に受けられるWeb面接は、優秀な人材の取りこぼしを減らすことができるため、現在では積極的に取り入れる企業が増えている。採用管理システムにWeb面接システムを導入もしくは連携しているものを選びたい。

改善運用のための採用活動の可視化
採用活動が可視化でき、次回採用時に課題を解決できるシステムは採用活動の成長性を見込めるため非常に重要だ。採用活動データを取得できるだけでなく、改善するための分析を行えるシステムを選ぶようにしてほしい。

まとめ

採用管理システムは採用活動をスムーズにし、企業成長へと導く有用なシステムだ。自社にあったシステムを採用し、有用な人材を獲得するための手段としてほしい。

なお、以下 のページから、採用管理ツールの資料の一括請求が可能となっている。
ぜひこの機会に、自社にあった採用フローの整備を行ってほしい。

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