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1個100円の安心安全な健康食設置型社食サービスの「オフィスで野菜」コロナ禍で新たなニーズを掘り起こす

2022.04.15
オフィスのミカタ編集部【PR】

オフィスに専用冷蔵庫を設置して新鮮なサラダや惣菜などを定期配送する“設置型社食サービス”の「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」。2014年の事業開始以来、累計で3500を超えるオフィスで利用されている。コロナ禍で出社が制限されるなか、なぜ導入する企業が増えているのか━━。事業を運営する株式会社KOMPEITO取締役CMOの好岡利香子氏にその理由などを伺い、昨年から利用を始めた株式会社プログデンスの事業推進本部HR部マネージャーの藤井涼子氏に、導入のきっかけやサービスの感想などを利用者の視点で語ってもらった。

●農産物の流通改革を掲げ、2014年に事業開始

━━はじめに、「オフィスで野菜」のサービス内容と、運営するKOMPEITOについて、好岡さんからご説明いただけますか。

KOMPEITO・好岡:当社は2012年、コンサルティング会社で製造業や農業、物流分野を担当していた代表の渡邉が農業の活性化には販路拡大など流通改革が必要だと感じ、その課題解決を図るべく当時の同期と共に起業しました。

はじめは流通を学ぶために八百屋を開いていました。そこで売れ残った野菜を知り合いのオフィスに持っていったときに、「この場で食べられるようにして持ってきて」と言われたことをきっかけに、2014年に「オフィスで野菜」の事業を開始しました。管理栄養士が監修した国産食材にこだわったサラダやカットフルーツ、サラダチキンなどのヘルシースナック、ジュース、カレーやハンバーグといった惣菜総菜など月80種類以上の商品があり、予算や従業員数に応じてプランを選んでいただきます。

無料で提供する専用冷蔵庫をオフィスに設置して、商品は週1~2回、新鮮なものを配達員やクール便でお届けし、従業員の皆さんに購入いただくシステムです。従業員の健康管理を経営課題として捉える「健康経営」が重要視されてきた時流にもマッチして広がっています。

━━プログデンスでは昨年契約されたそうですね。藤井さんには会社のご紹介と、サービスを導入されたきっかけを教えていただけますか。

プログデンス・藤井:当社は、IT戦略のコンサルティングからシステムの設計、構築、運用まで、ワンストップでお客様の経営課題を解決する独立系のシステムインテグレーターです。社員はネットワークエンジニアやシステムエンジニア、管理部門を含めて約200人。お客様先に常駐する社員もいますので、東京オフィスには半数の約100人が勤務しています。

導入のきっかけは個人的な話になってしまうのですが、私自身がもともと健康食に関心があり、スマホに「オフィスで野菜」のポップアップ広告が出てきたんです。興味本位にポチっと押したら、その名の通り、オフィスへ野菜を定期的に、しかもサラダにした状態で届けるサービスだと。当社では2017年度から新卒採用を始めて、私が担当してきたのですが、若い社員たちの役に立つ福利厚生はないかと考えていたところだったので、このサービスがうまくリンクするのではと思いました。

おいしくて新鮮なサラダを会社の中で買えたら健康にも良いし、価格も1個100円とお得に感じて、代表に話してみました。そうしたら「面白そうだし、福利厚生として社員に使ってもらえそうだね」と。ポップアップ広告を見てから導入を決めるまで1カ月くらいだったと思います。

●導入のハードルを下げた2カ月間のトライアル

●導入のハードルを下げた2カ月間のトライアル

━━素早い決裁ですね。

プログデンス・藤井:本当に早かったです。このサービスが本契約の前に2カ月間のトライアル期間があることも大きかったと思います。社員が利用してくれるかどうかは、やはり使ってみないとわからないので、お試し期間は決め手になりました。

━━現在の利用プランは?

プログデンス・藤井:昨年9、10月のトライアルを経て11月に本契約しましたが、「オフィスでやさい」は月間150個プランで契約を開始しました。このほかに、肉や魚料理に白米、おにぎりなど冷凍の食事を届ける「オフィスでごはん」の月間80個プランと、健康的なおやつが食べられる「オフィスでおやつ」の月間50個プランも契約しています。

KOMPEITO・好岡:「オフィスでおやつ」は今年2月にサービスを始めましたが、すぐにご契約いただきました。ドライフルーツやナッツ、ロカボチョコ、やさいチップスなど、健康的で罪悪感なく栄養補給できるおやつが1個100円で、毎月10種類を入れ替えながらお届けしています。

●売れ筋ベスト1は100円のサラダチキン

●売れ筋ベスト1は100円のサラダチキン

━━エンジニアの男性社員が多いというプログデンスの売れ筋ベスト3は何でしょうか。

プログデンス・藤井:1位はサラダチキン(100円)です。人気なので発注数を増やしましたが、入荷数日でなくなります。効率良くたんぱく質が摂れて低脂質の健康食という認識があるからだと思います。2位はスムージー。100円なのでコンビニで買うよりもリーズナブルだと感じているのかもしれません。3位はチューブ型のヨーグルトとゼリーです。仕事の息抜きとして飲める商品なので、「必ず入れてください」というリクエストが入ります。商品は昼食時のプラス1食や残業時のほかに、家に持ち帰って食べている社員もいますね。

━━東京オフィスには通常約100人の社員がいるとのことでしたが、コロナ禍でも出社されていますか.。

プログデンス・藤井:今はリモート勤務を推奨しているので、エンジニアで出社しているのは数人です。そうした状況なので、KOMPEITOさんと相談して、ミニサラダなどの消費期限が短いものはいったん減らし、消費期限が少し長めの商品に入れ替えてもらいました。状況を踏まえた最適な商品の組み合わせもアドバイスしていただけるので助かっています。出社している人数は少ないですが、毎週水曜日の入荷時には、在庫はほとんどない状態です。

━━福利厚生の観点から導入したというお話しでしたが、商品の購入代金を会社側が一部負担しているようですね。

プログデンス・藤井:「オフィスでやさい」の100円の商品は社員が100円で買っていますが、400円のプレミアム商品などは半額を会社が負担しています。全品1個100円の「オフィスでおやつ」は50円で販売しています。社長決裁で半分を会社が出しています。「オフィスでやさい」サービスの月額利用料が4万9000円(月間150個プラン)なので、費用面の負担はそんなに感じていません。社員が利用しにくい福利厚生をそろえるよりも、毎日使える身近なサービスという点で費用対効果は高いと思っています。

オフィスでやさいの詳細はこちら

●コロナ禍で製造業や地方にニーズが拡大

━━好岡さんに伺います。累計3500拠点以上で「オフィスで野菜」が利用されていますが、導入企業の業種や事業規模に特徴はありますか。

KOMPEITO・好岡:従業員50人から100人規模の企業がボリュームゾーンですが、10人ほどから数千人規模の企業様まで幅広く利用いただいています。業種は、コロナ前はプログデンスさんのようなおしゃれなオフィスのIT業界で、新しいサービスへの感度が高い会社様が多かったのですが、この数年は製造業や店舗業など、リモート勤務が難しい業界の契約が増えてきました。コロナ禍でも出社してくれる従業員に対して会社として何かしてあげたい、社内で食事が用意できれば感染リスクも低くなるだろうといった考えからです。

製造業での利用が増えるなかで、エリアも都心部中心から地方に広がってきました。それに合わせて関東圏だけだった製造・物流拠点を昨年、北海道、関西、沖縄にも置いて4拠点体制にしました。新鮮な商品を各地に早く届けることができるようになりましたし、沖縄工場ではゴーヤをサラダに使うなど地場の食材を活かしたメニューも採り入れています。地域の生産者さんや経済にも貢献していきたいと思っています。

━━プログデンスでは「オフィスで野菜」のサービスは今後も継続されますか。

プログデンス・藤井:おいしい、便利と好評なので、やめてしまうと「何でなの」といった不満の声がいっぱい上がってくると思います。それに、私自身も運営がすごく楽しんでいます。

給食室を管理しているような感覚で楽しいです。この商品の売れ行きが良いから来月は数を多くしようとか、おいしそうだと思って新たに加えた商品が早々に売れて、良かったとか。仕事とは別の面白みや、社員が喜んでいることへのちょっとした幸せも感じられて、楽しくなってきました。最近ではポップを手作りし、社内でオフィスで野菜を利用してもらうための広報活動も行っています。

KOMPEITO・好岡:本当に有難いお話しでうれしくなります。お届けする商品の内容については、当社おすすめプランでのお届けも可能ですが、社員の皆さんの声を聞かれてご注文をいただくほうがニーズに合った商品を提供できるので、売れ残りも起こりづらいです。

●社員食堂から設置型社食へ移行の動きも

━━最後に、設置型社食サービスの今後について考えをお聞かせください。

KOMPEITO・好岡:リモート勤務が増えて、コロナ禍当初は「オフィスで野菜」の事業は大丈夫ですかとご心配いただくこともありましたが、先ほどお話しした製造業以外にも、コロナ禍になって見えてきたニーズがありました。社員食堂があるから必要ないとお断りいただいていた大手企業様から問い合わせが多く入るようになったんです。出社制限をかけたことで社食が運用できなくなって、廃止する代わりのサービスとして導入を考えたいというお話です。

また、本社には社食があるが、支店など他拠点にも何かできないかというご相談を多くいただきます。今は全国の各地域連携と、美味しさと安心安全にこだわったPB商品の拡充に力を入れています。コロナを経験したことで広がったニーズにも応えていけるように、サービス内容や流通網をさらに整えていきたいと思っています。

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