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おすすめの入退室管理システム7選。認証技術ごとの特徴や選び方を解説

2022.06.24
オフィスのミカタ編集部

セキュリティ面や入退室管理の課題解決のために、入退室管理システムを検討している担当者もいるのではないだろうか。近年は、簡単に設置できる製品の登場により、多くの企業で入退室管理システムの導入が進んでいる。今回は、入退室管理システムのメリットや認証方法ごとの特徴、おすすめの入退室管理システムと選び方を解説する。

目次

●入退室管理システムのメリット
●入退室管理システムの主な認証方法とその特徴
●入退室管理システムの選び方。比較ポイントとは
●おすすめの入退室管理システム7選
●まとめ

入退室管理システムとは

入退室管理システムとは、人の出入りを管理・記録できるシステムのこと。ICカード認証や生体認証技術などを活用し個人を識別することで、部外者による建物や部屋への不正侵入を防止することができる。入退室管理システムは、大きな工事が不要で導入しやすく、近年多くの企業で活用されているセキュリティ対策と言えるだろう。

入退室管理システムのメリット

ここからは、入退室管理システムを導入すると、企業にとってどのようなメリットがあるのか紹介する。

入退室管理の効率化
物理鍵を使った入退室管理の場合、企業が「鍵の所在」を正確に把握するには労力が必要となる。紛失や盗難のリスクが高いため、定期的に鍵を取り替える、合鍵を作成するといった手間もかかるだろう。しかし、入退室管理システムを活用すれば、鍵の管理が不要となるほか、解錠や施錠をする担当者の手間も減る

また、入退室管理システムとあわせて、クラウド上で簡単に勤怠管理できる「勤怠管理システム」を併用すれば、社員の入退室の履歴を勤怠管理に活用できるため便利だ。タイムカードやICカードで勤怠を管理している場合、実際の勤務時間と登録上の勤務時間に差異が生じるケースもあり、それらの数字を照合するための事務処理が発生する。しかし、上記に述べたシステムを活用することで、社員がタイムカードに打刻したりExcelなどを使って時間を手入力したりする必要がなくなり、入退室管理の効率化が期待できるだろう

セキュリティの強化
入退室管理システムを導入すれば、部外者の侵入や内部不正を防ぐことができる。「いつ・誰が・どこに入室したのか」を入退室履歴を活用してWeb上で瞬時に把握できるため、社員による個人情報や機密情報などの持ち出しに対する抑止力になり、情報漏洩のリスクを回避できる。内部不正が発生した場合でも、履歴を確認して人物を特定することも可能だ。

また、防犯カメラや生体認証と連携すれば、1回の認証で2人以上が入退室することを指す「共連れ」も防げる。入室権限を設定して建物や部屋に入室できる人を制限することも可能で、外部と内部の両面からセキュリティを強化できる

入退室管理システムの主な認証方法とその特徴

入退室管理システムは、個人を識別することで入退室を許可・制限するが、どのような認証方法が使われているのだろう。ここでは、主な認証方法とその特徴を紹介する。

暗証番号
暗証番号を使った認証は、ドア付近に設置した機器に、事前に設定した数字や文字などの暗証番号を入力することで、ドアを解錠する方法だ。汎用的なため比較的導入コストが低く、鍵などを持ち歩く必要もないことが特徴だ。

ただし、個人の入退室を記録できない、暗証番号が部外者に漏れるリスクがある点も把握しておこう。

ICカード
入退室管理システムの認証方法には、ICカードを認証装置にかざし、入退室を管理する方法もある。使用するICカードは、ICチップを埋め込んだ社員証を活用するケースや、交通系ICカードに認証情報を登録して使用するケースなどがある。

個人の入退室を管理でき、タッチレスで入退室できることから衛生面の良さがある一方、ICカードを忘れた場合は入室できないほか、個人がカードを所持しているため紛失や盗難のリスクがある。

スマートフォンアプリ
スマートフォンに専用のアプリをダウンロードし、そのアプリを使って解錠する方法もある。スマートフォン本体を専用機器にかざしたり、無線通信を使ったりすることで入退室することが可能だ。

社員の持つスマートフォンを使用する場合、自社でスマートフォンを準備する必要がないため、その分のコストがかからない。ただし、スマートフォンを忘れたり紛失したりした場合は事務対応が必要となる点に、注意が必要だ。

生体認証
生体認証とは、指紋や顔などの情報を登録データと照合することで入退室できる方法。指紋や顔だけでなく、静脈や網膜、声なども実用化されており、予算や目的によってさまざまな種類から選択できる。

生体認証は、ICカードやスマートフォンのように紛失する心配がなく、他人を装う「なりすまし」の防止にも繋がる。ほかの認証法と比較するとコストはかかるが、セキュリティが高い認証方法だ。

入退室管理システムの選び方。比較ポイントとは

先述した通り、入退室管理システムにはさまざまな種類があるが、どのような点に注目して選ぶと失敗しないのだろう。ここからは、入退室管理システムを選ぶ際のポイントを見ていく。

自社の目的や課題に適した機能を備えているか
入退室管理システムの選び方でまず大切となるのは、自社の目的や課題に適したシステムを選ぶことだ。例えば、セキュリティを強化したい場合は、顔認証に対応しているシステムを選ぶのがおすすめだ。感染症のリスクを減らしたい場合は、ICカードやスマートフォンアプリ、生体認証など非接触のタイプを選ぶとよいだろう。

社員数が多いなど人の出入りが多い場合は、入退室がスムーズに行える、ICカードやスマートフォンを使うケースが一般的だ。費用面や運用のしやすさなども考慮し、自社に適した入退室管理システムを選ぶのがポイントとなる。

他システムとの連携ができるか
入退室管理システムは、他システムと連携すると、利便性がよくなるのでおすすめだ。例えば、「勤怠管理システム」と連携すれば、より正確に勤務時間を管理することができる。勤怠管理システムとの連携により残業時間を把握できるため、政府が進める「働き方改革」を推進することにも繋がる。

また、入退室管理システムと監視カメラや警備を併用すれば、防犯対策や災害対策としての効果がより期待できるだろう。

おすすめの入退室管理システム7選

ここからは、入退室管理システムの中でもおすすめのシステムを7つ紹介する。

小規模から中規模オフィスにおすすめの入退室管理システム
まずは、小規模から中規模オフィス向けの入退室管理システムを見ていこう。

・カギカン|Qrio株式会社
オフィスや店舗、レンタルスペースまで幅広く導入されている「カギカン」。スマートフォンアプリやICカードなどに対応し、解施錠履歴と入退室履歴を記録することができる。組織や部署ごとに入退室の権限を設定することも可能。ドアの開閉を検知し、ドアが閉まると自動でオートロックする機能も備えている。導入費用や初月費用も無料なので、導入しやすいだろう。

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・ALLIGATE|株式会社アート
「ALLIGATE」は、高い導入実績を誇る、出入管理専業メーカーによるクラウド型の入退室管理システム。入退室ログを正確に管理できるほか、入退室権限の一元管理が可能。出入管理の専業メーカーのため、設置工事が必要なケースでも安心して工事を任せることができる。24時間365日行っている電話対応など、サポート体制も万全だ。勤怠管理システムや人事労務管理システムと連携可能で、業務の効率化も図れる。1扉あたり月額3,500円(税抜)から利用することが可能だ。

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・keyvox|ブロックチェーンロック株式会社
非対面でのビジネスに欠かせない機能が備わっている「keyvox」。入退室履歴管理はもちろん、物件在庫管理、予約・ブッキング、決済などの機能もあり、ホテルやコワーキングなどの複合施設を低コストで運営できるのが特徴だ。ビジネススタイルに合わせて、さまざまなサービスプランから選択できる。

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・bitlock STARTER KIT|株式会社ビットキー
「bitlock STARTER KIT」は、低コストで理想のオフィスセキュリティを実現できるシステムだ。工事が不要で届いたその日から使える「スマートロック」は、会社の規模を問わずに多くの販売実績がある。スマートフォンやパソコンからリモートで解錠できるほか、機器が故障した場合は無償交換も可能。スマートフォンやAppleWatch、交通系ICカードやパスコードなどの認証方法に対応しており、月額5,000円(税込)から利用できる。

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・Safie Entrance2|セーフィー株式会社
「Safie Entrance2」は、顔認証によりハンズフリーで入退室できる、クラウド型入退室管理サービス。クラウド上で情報管理されているため、扉単位・ユーザ単位の入退室制限も、管理画面から簡単に設定ができる。登録済みユーザーを別拠点で解錠許可したい場合など、多拠点の導入におすすめだ。クラウド録画サービスのSafieと連携すれば、よりセキュリティを強化することもできる。さまざまな料金体系から選択できるため、まずは気軽に問い合わせしてみてはいかがだろう。

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中規模から大規模オフィスにおすすめの入退室管理システム
ここからは、中規模から大規模の企業におすすめの入退室管理システムを紹介する。

・SecureFrontia X|NECプラットフォームズ株式会社
「SecureFrontia X」は、ICカードでさまざまな社内システムと連携できる、入退管理システム。ICカードリーダ「SIU」は、電気錠制御機能も搭載した自立稼動型。停電時やネットワーク障害にも強い、安心の自立分散設計だ。生体認証や各種セキュリティゲートと連携することで、強固なセキュリティを構築できる。勤怠管理システムや労務管理システム、社員食堂決済システムなどとの連携が可能で、システム拡張性に優れているのも特徴だ。

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・SPLATS|株式会社クマヒラ
手軽に導入できる、オフィス・店舗向けのクラウド型セキュリティサービス「SPLATS」。LTE通信機能を搭載した専用デバイスを使用するため、ネットワーク工事は不要。ブラウザベースのサービスのため、管理ソフトのインストールも不要で、さまざまな場所やデバイスから利用できる。セキュリティ専業企業が提供しており、年中無休のカスタマーセンターで、しっかり運用をサポートしてくれる。

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まとめ

入退室管理システムを導入すれば、入退室管理の効率化やセキュリティの強化が図れる。さまざまな認証方法やサービスがあるため、自社の導入目的や会社の規模を考慮し、選択するのがおすすめだ。

ここで紹介したおすすめの入退室管理システムも参考にしていただき、自社に最適なシステムを導入して欲しい。