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従業員向けギフト「Corporate Gift」で明日から始めるエンゲージメント施策【前編:株式会社ギフティ】

2023.09.06
オフィスのミカタ編集部

コロナ禍を経てテレワークが定着したが、社内コミュニケーションの希薄化や従業員エンゲージメント低下への懸念は尽きない。これに対し株式会社ギフティでは「従業員向けギフトが課題解決のきっかけになる」と提案。リモート時代の福利厚生にも活用できるという同社の「Corporate Gift」とはどのようなサービスなのだろうか。同社 giftee for Business 事業部Corporate Gift チームの熊谷優作氏に話を伺った。

コロナ禍の管理部門の悩みから生まれた「Corporate Gift」

──「Corporate Gift」は、コロナ禍で寄せられた問い合わせから生まれたサービスだと聞いています。

当社はもともと、企業のマーケティング・営業向けに、販促でデジタルギフト(※)を活用いただくサービス「gifteefor Business」を提供してきたのですが、コロナ禍以降「同サービスを従業員向けに利用できないか」という管理部門からの問い合わせが目立つようになりました。背景にあるのがテレワークの運用により、従来の出社を前提とした社内コミュニケーションや福利厚生が成り立たなくなったこと。その結果「テレワーク中の社内コミュニケーション活性化のきっかけづくりとして、従業員へギフトを贈りたい」「テレワーク中の従業員が社食や置き菓子を利用できないため、代わりに食事補助としてギフトを送れないか」といった相談が多く寄せられるようになったのです。

こうした従来とは異なるニーズに応えるべく、新たな体制とサービス体系を整えて「Corporate Gift」として2022 年10 月にローンチしました。

※コンビニやカフェ、レストランなど、有名ブランドの商品と交換できるURLをギフトとして贈る仕組み

──いわばB to E サービス/コミュニケーションの一環として贈るギフトと、これまで貴社でサポートしてきた販促目的のギフトで、特に異なると感じる点はありますか。

ギフトを贈る対象やギフトコンテンツに違いがあると考えています。

従業員向けギフトの目的は、従業員に感謝や賞賛の気持ちを伝えて、会社との関係構築・維持・強化につなげること。つまり、贈る対象が顔の見える相手になるのが、不特定多数に配布する販促目的のギフトとの重要な違いです。関連して、従業員向けギフトは販促キャンペーン用のギフトと比べ、贈る相手やシーンによって適したギフトの形式や内容=ギフトのコンテンツが大きく変わるのも特徴です。例えば、毎年の誕生日ギフトとしては気軽なデジタルギフトが適しているかもしれませんが、永年勤続表彰の記念品も同じデジタルギフトが適当とはいえないでしょう。このようなB to E 施策ならではのポイントを押さえて価値提供できるのが「Corporate Gift」だと考えています。

デジタルからグッズまでギフトは4タイプから選べる

──「Corporate Gift」の具体的な特徴を教えてください。

大きく4 つのタイプから利用シーンやコンセプトに合わせてギフトをご利用いただけるサービスとなっています。

1つ目は「デジタルギフト」で、誰もが知っているコンビニやカフェ、レストランなど170 以上のブランドの1000種類以上の商品の中からギフトを提供できます。中でも、ギフトの受け取り手が好きな商品を選べる「gifteeBox」が人気ですね。このデジタルギフトを二次元コード化し、カードにして贈る「オリジナルギフトカード」もあります。台紙や封筒を付けたり、ポップアップのデザインにしたりと、リアルなギフトを手に取る楽しさまで演出できるものになっています。

2つ目の「体験ギフト」は、文字どおり、さまざまなアクティビティなどの体験をギフトにするもの。サーフィンやパラグライダーといったアウトドア体験
を通じて従業員同士の交流を深めるきっかけにしたり、高級レストランでの食事やパートナーと楽しめる料理教室などの体験ギフトで、従業員に家族との特別な一日を過ごしてもらったり──といった活用の仕方ができます。

3つ目のタイプは詰め合わせボックスなどで現物を発送する「モノ」のギフトがあります。

そして4つ目は「Swag」と呼ばれるオリジナルグッズで、企業やサービスのロゴ等をプリントしたオリジナルデザインのお菓子や飲料、アパレル(キャップ、パーカー等)などを従業員向けギフトとして制作できます。ノベルティとの違いとして、安価なものを大量製造するのではなく、受け取った方に長くお使いいただけるよう、ブランド力の高いメーカーなど上質なものをお贈りすることです。複数のグッズやメッセージカードを一つのギフトボックスにキッティングし、より特別感やワクワク感を演出することもできます。

──従業員向けにギフトを贈る施策は、管理や発送などの作業負担が大きいイメージがあります。オリジナルデザインのカードやSwagでは企画や制作も必要です。

「Corporate Gift」では、バックオフィスの方々の負担を極力抑えて活用いただけるよう、仕組みやサポート体制を整えています。例えば、デジタルギフトや体験ギフトは、ギフトと交換できるURL を記載したCSVファイルを納品する形になるため、在庫管理は不要、送付の手間も削減できます。また、オリジナルカードやSwag は企画からデザイン、制作に加え、発送まで一気通貫で代行可能です。配送に関しては、受け取り手が指定した住所へ個別配送することができる配送管理サービスを提供しています。デジタルギフト同様に受け取り用のURLを従業員へ配布いただくだけなので、受け取り手の住所が分からなくともギフトを贈ることが可能です。

ギフトの選択肢が多い分、どのギフトをどう贈るべきかの判断に悩むこともあると思いますが、その際には当社がギフトのプロフェッショナルとして、予算や目的、イメージに合った最適なギフトの形をご提案します。


【後編】に続く

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