オフィス・企業に弁当を宅配・販売するあづま給食が、スマホ決済アプリ「PayPay」の対応を開始!
株式会社あづま給食センター(本社所在地:東京都葛飾区)は、オフィス向け宅配弁当のサービス向上のため、支払いの際にスマホ決済アプリ「PayPay」を導入したことを発表した。
「ランチ難民」を救うサービスを
社員食堂をもたない企業の増加により、都内オフィス街周辺のランチタイムは、飲食店の混雑で「ランチ難民」という言葉ができるほど、ランチの選択肢が限られている。こうした中、オフィスまでまとめて配達してくれる企業向け宅配弁当のニーズは高まっているという。
あづま給食は、企業で働くオフィスワーカー向けに、弁当の製造から配達までを手掛けている。ITやマスメディア、不動産など、幅広い業種に利用され、毎日4,000~4,500食を届けているという。メニューを日替わりの1種類に絞り効率よく製造することで、1食450円でボリュームと健康にこだわった弁当が人気だ。
▼宅配エリア
葛飾区・江戸川区・墨田区・台東区・北区・ 足立区・江東区・新宿区・千代田区・港区・品川区・渋谷区・中央区・ 文京区・荒川区・船橋市・市川市・浦安市
10年前から海外進出もしており、米国ニューヨーク、ニュージャージーでも販売を始めたそう。
ITと弁当の融合で宅配弁当業界の仕組みを変える
あづま給食は2019年に創業53年を迎え、品質およびサービスの向上として、今回の「PayPay」以外にもテクノロジーを使った様々サービスを提供してきている。
・2014年:スマホで注文、決済、集計ができる専用アプリ【OBENTO-TEC】
・2015年:専用アプリの決済にYahoo!ウォレット・楽天ID決済を対応【POINT-BENTO】
・2017年:iPadを使い電子マネーで決済ができる【OBENTO-PIT】
「PayPay」とは
ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社が共同出資し設立したPayPay株式会社が運営する、QRコード決済サービス「PayPay(ペイペイ)」は、2018年10月15日からサービスを開始。実店舗での支払いに利用できるPayPayは、アプリで残高をチャージして支払うプリペイドタイプ。支払い方法はシンプルで、「設置されたQRコードをスマートフォンのカメラで読み取るだけで決済できる」と簡単で、利用者が増えているという。
あづま給食の場合、お弁当が一種類450円の定額制を採用しているため、配達スタッフにとってもわざわざ金額を入力する必要がなく簡単に決済ができるようだ。
利用者が急増しているスマホ決済をうまく取り入れた事例の一つ。スムーズな会計が可能になることで、利用者にとっても短いランチタイムを有効活用することができ、会社の福利厚生の一つとしても役立ちそうだ。