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世界5カ国の「ワーキングママの育児事情」を徹底調査! 育児の分担において日本は父親の分担度合が最下位。

2019.02.14
オフィスのミカタ編集部

昨今の日本では、「女性活躍推進」が社会課題として話題に上がることが多く、女性のワーク・ライフ・バランスのあり方が問われている。女性が仕事、家事、育児を両立することが珍しくなくなってきた中で、男性が今まで以上に育児に参加することが求められている。
そこで、リンナイ株式会社(本社:愛知県名古屋市)は、世界のワーキングママの育児事情を明らかにすべく、日本(東京)、ワーキングママが少ない韓国(ソウル)、ベビーシッター文化が浸透しているアメリカ(ニューヨーク)、共働きが主流のドイツ、福祉の充実度で有名な北欧スウェーデン、計5カ国の25~39歳の働きながら育児をする女性計500名を対象に、「ワーキングママの育児事情」に関する意識調査を実施した。

■調査概要

・調査時期:2019年1月7日~1月15日
・調査エリア:日本(東京)・韓国(ソウル)・アメリカ(ニューヨーク)・ドイツ・スウェーデン
・調査対象:25~39歳 女性 有職者 子どもあり 計500名(各国100名)
・実施方法 :インターネット調査

■主な調査結果

・自分(母親)の育児の点数は、日本の平均点が5カ国中最も低いことが判明
・育児の分担において日本は父親の分担度合が最下位に
・日本で“ワンオペ育児“と感じているワーキングママは6割超
・毎日育児へ参加している父親が最も多い国はスウェーデンで7割以上!一方、日本はわずか3割
・育児が楽しいと感じているワーキングママはアメリカが最も多く9割以上という結果に!
・ベビーシッターを頼んでいる国1位はアメリカ。保育サービスはスウェーデンが1位で8割近くが利用。
・日本はベビーシッター、保育サービスどちらも利用率最下位に

※ワンオペ育児:夫婦のどちらか一方のみが育児を行っている状態のこと

■自分(母親)の育児の点数は日本が最も低く、育児分担も日本の父親の分担度合が最下位に。

Q.「育児」について点数をつけるとしたら何点ですか。(単一回答 N=500)
Q.「育児」について点数をつけるとしたら何点ですか。(単一回答 N=500)

各国のワーキングママに自分(母親)と、パートナー(父親)の育児にそれぞれ点数をつけてもらった結果、自分自身への平均点が最も高かったのはスウェーデンで79.5点となった。日本は平均点が最も低く64.2点。パートナーへの点数も、最も平均点が高かった国はスウェーデンで、71.2点。最も平均点が低かったのはドイツの41.0点と、トップのスウェーデンと30点以上の点差が開く形となった。点数の男女差を見たところ、日本は5カ国中、点差が最も小さく8.1点の差であった。
また、自分(母親)とパートナー(父親)の育児分担の割合を尋ねたところ、日本は自分(母親)の割合が5カ国中最も高く、平均して8割近く母親が育児を担当していることが判明した。

■日本で“ワンオペ育児“と感じているワーキングママは6割超。

Q.あなたは現在、「ワンオペ育児」になっていると感じることがありますか。 (各単一回答 N=500)
Q.あなたは現在、「ワンオペ育児」になっていると感じることがありますか。 (各単一回答 N=500)

自身が「ワンオペ育児」の状態になっていると感じるか各国のワーキングママに尋ねたところ、韓国が「最もワンオペ育児」であると感じる母親が多いことが分かった。日本は韓国に次いで6割超。一方、アメリカは「ワンオペ育児」だと感じている母親が半数以下であり、国によって結果が大きく分かれる結果となった。

■毎日育児へ参加している父親が最も多い国はスウェーデンで7割以上。一方、日本はわずか3割

Q. あなたの配偶者(パートナー)の育児への参加頻度はどのくらいですか。 (単一回答 N=500)
Q. あなたの配偶者(パートナー)の育児への参加頻度はどのくらいですか。 (単一回答 N=500)

パートナー(父親)の育児への参加頻度を聞いたところ、スウェーデンとアメリカでは「毎日」との回答が7割を超えた。日本は、「毎日」育児に参加している父親は約3割。「週に1~2日(休日のみ)」参加の父親も約3割いることが判明。
パートナー(父親)が育児において何を担当しているかも調査した結果、日本、韓国、アメリカでは「遊びの相手」が1位。また、ドイツ、スウェーデンでは「食事の用意」「歯磨き」「寝かしつけ」などより“お世話”に近い項目で半数近く担当しているお父さんがいるのに対し、日本では2割程度にとどまるなど国によって担当している内容ごとに結果に差が出る形となった。

■育児が楽しいと感じているワーキングママはアメリカが最も多く9割以上という結果に!

Q.あなたは、育児が楽しいと感じますか。 (単一回答 N=500)
Q.あなたは、育児が楽しいと感じますか。 (単一回答 N=500)

各国のワーキングママが育児を楽しいと思っているか調査。「(楽しいと)とても感じる」と答えた人の割合を見てみると、最も高かったのはスウェーデンで回答率は7割だった、一方、韓国、日本は5カ国の中では「とても感じる」の回答の割合が比較的低いことが判明。働きながら育児をする上で各国のワーキングママの悩みを調査した。日本、韓国は「体の疲れが取れない」が1位となった。アメリカ、ドイツ、スウェーデンは「子どもとの時間があまりとれない」が1位と言う結果になった。

■日本はベビーシッター、保育サービスどちらも利用率最下位に

Q.あなたは子育てにあたって、以下のサービスを定期的に利用していますか。 (単一回答 N=500)
Q.あなたは子育てにあたって、以下のサービスを定期的に利用していますか。 (単一回答 N=500)

ベビーシッターや保育サービスなど、育児の補助となるサービスを利用しているかを調査。ベビーシッターを最も利用しているのはアメリカで半数以上が利用者と判明した。また、保育サービスの利用率が最も高いのはスウェーデンで、8割近くのワーキングママが利用。日本はどちらも利用率が最下位で、外部のサービスの利用が根付いていないことが浮き彫りとなった。

■まとめ

今後ますます深刻化する労働量不足において、女性の社会進出は避けられない課題だ。
女性育児や家事の負担が多い現状では、益々出生率は下がるばかり。日本女性の育児と仕事の両立は、職場の改革、行政のサービス拡充、男性の意識改革など、総動員で取り組むべき課題であると言えるだろう。

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