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転職コンサルタント100人に聞いた! 「人間関係」を理由に転職すると、 転職後の満足度が低くなる傾向に。

2019.02.28
オフィスのミカタ編集部

人材採用のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区)は、運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上でアンケートを実施。サイトを利用している転職コンサルタントを対象に「転職理由と、転職後の満足度の関係性」についての結果を発表した。

■調査概要

・調査方法:インターネットによるアンケート
・調査対象:『ミドルの転職』を利用する転職コンサルタント
・有効回答数:118名
・調査期間:2019年2月1日 ~ 2月13日

■8割以上が「転職理由によって、転職後の満足度に差が出る」と回答。

■8割以上が「転職理由によって、転職後の満足度に差が出る」と回答。

転職コンサルタントに「転職理由によって、転職後の満足度に差が出ると思いますか?」と質問したところ、82%が「思う」と回答した。

■「専門スキルや知識を発揮したい」を理由に転職すると、転職後の満足度が高くなる傾向に。

「転職理由によって、転職後の満足度に差が出ると思う」と回答した人に、転職後の満足度が高くなる傾向にある“本当の転職理由”を聞いた結果、第一位は「専門スキルや知識を発揮したい」(44%)であった。
「自身の強みや、できる仕事、やりたい仕事が明確な方は、その理由で会社選びをされて入社を決意されるので、うまくいくケースが多いです」「自身のスキルを活かせる環境へ転職するので、仕事上のギャップは生まれにくい」という声が挙がった。

一方、転職後の満足度が低くなる傾向にある“本当の転職理由”を聞くと、上位2つの回答が「上司と合わない」(42%)、「職場の人間関係が合わない」(40%)となった。
「人間関係の悪さは自らに起因しているところもあるため、他責で自己改善が図れない人は、結局また不満を持つことになる」、「上司や同僚の性格までは、面接などで判断しにくいため」という声が寄せられた。人間関係の悩みはどんな職場でも抱え得るため、転職後の満足度とも相関するようだ。


図:「転職理由によって、転職後の満足度に差が出ると思う」と回答した方に伺います。 転職後の満足度が高くなる傾向にある“本当の転職理由”は何ですか?(複数回答可)

 
図:「転職理由によって、転職後の満足度に差が出ると思う」と回答した方に伺います。転職後の満足度が低くなる傾向にある“本当の転職理由”は何ですか?(複数回答可)

 

■まとめ

働き方が多様化している現代、もはや転職は珍しいことではない。転職後の定着率を上げるためにも、求職者のリアルな転職理由を把握しておくことは企業にとっても重要な課題と言えそうだ。

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