質の良い睡眠で休暇がもらえる!?「睡眠」を研究する企業が打ち出した新たな福利厚生「睡眠休暇制度」とは。
睡眠測定アプリ 『airweave sleep analysis』 を提供する株式会社エアウィーヴ(東京都中央区)は、2019年3月18日より、福利厚生として新たに「睡眠休暇制度」をスタートした。
■新たな取り組み「睡眠休暇制度」とは?
睡眠の“質”が可視化し、毎日の睡眠状態を計測・記録・管理することで、眠りの改善をサポートするアプリ「airweave sleep analysis」。このアプリを提供している株式会社エアウィーヴで新たに始まったのが「睡眠休暇制度」だ。
アプリ内で一定の基準をクリアした社員にポイントを付与し、社員は累積ポイント数によって特別休暇(睡眠休暇)を取得することができる。
■「睡眠休暇制度」で期待する効果
同社は「The Quality Sleep」を企業理念に掲げており、良質な睡眠が日中の活動に良い影響を与え、クリエイティブで生産性の高い仕事へと繋がると考えている。
社員自身の健康を「睡眠」という切り口からサポートし、より長く活躍できる環境づくりを目指しているとのこと。今回の「睡眠休暇制度」導入は睡眠の“質”を提供する企業として、社員一人ひとりの睡眠意識の強化も図る目的も含まれているようだ。
■多くの人が「睡眠に不満がある」と回答
睡眠に関して不満に感じていることの第1位には、「寝ても疲れが取れない」があげられ、続いて「朝すっきり起きられない」「何度か目が覚める」と続く。
今回の社内向けの「airweave sleep analysis」を使った取り組みによって、睡眠の質やパフォーマンスを高める状況が生まれれば、そういった睡眠の課題も解決できるかもしれない。
■まとめ
社員自身の健康を「睡眠」という切り口からサポートする観点から始まった「睡眠休暇制度」。良質な睡眠が社員のパフォーマンスに影響するとなれば、どの企業にも有用な制度といえるだろう。社員の作業効率に課題を持つ企業は、社員の「睡眠」について考えてみるのもよいかもしれない。