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ハワイの大自然の中で働く!「ワーケーション」を推進するサービス「CAMPING OFFICE HAWAII」を共同開発

2019.03.19
オフィスのミカタ編集部

株式会社JTB(東京都品川区)と、アウトドアオフィス事業を展開する株式会社スノーピークビジネスソリューションズ(愛知県岡崎市)は、4月1日から順次施行される「働き方改革関連法」に先立ち、ハワイでの「ワーケーション」を推進すると発表。第一弾として法人向けソリューションとしてのサービス「CAMPING OFFICE HAWAII」を共同開発、4月1日からサービスを開始する。

■新しいワークスタイル「ワーケーション」

■新しいワークスタイル「ワーケーション」

「ワーケーション(Workation)」とは、仕事(work)と休暇(vacation)を組み合わせた造語。企業が社員に対して休暇中でも一時的にリモートで仕事をすることを認めたり、旅を楽しみながら仕事をしたりと、新しいワークスタイルとして広がっている。

■ハワイでワーケーションができる「CAMPING OFFICE HAWAII」

■ハワイでワーケーションができる「CAMPING OFFICE HAWAII」

「CAMPING OFFICE HAWAII」は、JTBが現地提携するホテルやレストラン、レジャー施設、邸宅や有休スペースで、スノーピークのフィールドギアや研修プログラムを活用できるサービス。
ホノルルの中心、ワイキキに位置するJTBハワイオフィス内のキャンピングオフィスの利用が可能だ。また、映画のロケ地としても有名な「クアロア牧場」やオアフ島屈指の高級住宅地「アイナハイナ」の邸宅などでの会議も計画できる。ハワイがもつ、雄大な自然や歴史を感じながら働くことによって、自然の中にいる開放感やゆるやかな時間の流れの中で視点が切り替わり、新たな発想が生まれることを期待しているようだ。

■年次有給休暇の取得を促進

リフレッシュポイントが身近にあるため、勤務時間以外の過ごし方をより豊かにする効果もある。例えば、午前中は仕事をして、午後は家族や友人と海で泳いだり買い物に出かける。翌日には年次有給休暇を取得しノースショアにドライブに出かけることなどが可能だ。有給休暇の取得を促進する働きが期待されるため、「働き方改革」や「休み方改革」を支援する側面もあるようだ。

■テレワーク制度「ワーケーション・ハワイ」を導入

■テレワーク制度「ワーケーション・ハワイ」を導入

同サービスと並行してJTBでは、ハワイでテレワークを行う制度として「ワーケーション・ハワイ」を4月1日から導入する。すでにトライアルとして参加した体験者からは「普段と違う環境で、いいアイデアが浮かびそうだ」「ストレスなくパソコンが遠隔操作できた」という声があがった。

■ハワイでのワーケーション「7つのメリット」

■ハワイでのワーケーション「7つのメリット」

●クリエイティブアイディア
 会議室では出てこない、クリエイティブなアイディアの創出が可能。
●チームビルディング
 テントを立てる、料理を作る、片付ける。共同作業を共に行うことでチームが1つとなり絆が深まる。
●ビジョンシェアリング
 自然の中での熱いトークは肩書きを越えて本音を出し合う絶好の機会。
●クラウドリテラシー
 テクノロジーの進化を認識し、それに対応できる人財に。
●モラルエデュケーション
 次に使う人のために何をしておくべきかを考える機会が、普段の仕事のクオリティを上げる。
●コストダウン
 ホテルや研修施設を利用するよりも大幅にコストダウンが可能。
●クライシスマネージメント
 災害時に企業活動を行うための備えになる。

■まとめ

4月1日から順次施行される働き方改革関連法、「働き方」について考えさせられる機会が増えてきた。海外で仕事をする、というのはなかなかハードルの高い選択肢のように思えるが、「CAMPING OFFICE HAWAII」のようなサービスが今後増えていくとすると海外勤務も身近なものになるかもしれない。社員がどのような働き方を望むか、多種多様な想定をしておくことが必要になってくるだろう。

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