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約6割が「働き方改革」による変化ありと実感~「働き方改革」に関する意識調査~

2019.03.28
オフィスのミカタ編集部

株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市)は、プロジェクト管理ツールの「Backlog」ユーザーを主な対象とした「2018年度と2019年度の働き方に関する調査」を実施した。「2018年度の振り返り」については、全体の約6割が「変化があった」と回答。どのような点に変化があったと感じているのだろうか?

◼︎「働き方改革」2018年度の振り返り、59.8%が「変化あり」

「2018年度、あなたの周りの「働き方」に変化があったと感じますか?」と聞いたところ、「大きな変化があった」が15.3%、「少し変化があった」が44.5%となり、合わせた59.8%の回答者が、身の回りの「働き方」に何らかの変化を感じたということが分かった。

◼︎ 働き方改革実行計画~9分野の改革の方向性~

働き方改革実行計画とは、労働参加率向上、労働生産性向上、非正規の待遇改善、ワークライフバランス実現などを目的に、政府主導の働き方改革実現会議で決定された計画。

①非正規雇用の処遇改善:
仕事ぶりや能力が適正に評価されるよう、同一労働同一賃金を導入する。

②賃金引き上げ・労働生産性向上:
最低賃金を年率およそ3%に引き上げ、全国加重平均が1,000円になることを目指すなかで、中小企業や小規模事業者の生産性向上に向けた支援や取引条件の改善を図る。

③長時間労働の是正:
時間外労働の上限違反に罰則を設け、勤務間インターバル制度導入の努力義務を事業者に課す。

④転職・再就職支援:
転職者を受入れた企業への優遇措置を拡大し、各企業の情報提供を強化する。

⑤柔軟な働き方:
雇用型テレワーク普及に向けてガイドラインの改定や労働時間管理の仕方を整理し、また合理的な理由なく副業や兼業を制限することはできない旨をルールとして明確化する。

⑥女性・若者の活躍:
学び直しの機会を拡充し、国家公務員の配偶者に関する扶養手当の見直しなどを行う。

⑦高齢者の就業促進:
65歳以降の継続雇用のために企業の受入れ体制を整備し、病気の治療と仕事の両立に向けて支援コーディネーターなどのサポート体制を構築する。

⑧子育て・介護と仕事の両立:
保育士資格の新規取得者の確保に向けて保育士・介護職員の賃金や待遇を改善し、男性の育児参加を促進していく。

⑨外国人材受け入れ :
国の経済全体の生産性を向上させるために、高度な技術、知識を持った外国人材をより積極的に受入れる。

■「長時間労働の是正」および「柔軟な働き方」に評価

  

「働き方改革実行計画」に定められた9つの検討項目について、それぞれどの程度変化があったか聞くと、多くの項目で「変化なし」が最多回答となった。しかし、「長時間労働の是正」および「柔軟な働き方」の2項目については、「改善された」が高い結果となった。この点で、働き方に変化があったと感じているようだ。

■2019年の働き方、多くの項目で「改善に期待が持てる」

2019年度の働き方に関して、12の項目を用意し、それぞれどの程度改善の期待が持てるか尋ねたところ、ほとんどの項目で「変わると思う」の回答が最多となった。一方、「給与が増えると思う」の項目に対してのみ、「変わらないと思う」が「変わると思う」「どちらともいえない」の合計を上回る結果となった。

~12の項目~
・「業務改善に繋がるツールの導入が各企業で進むと思う」
・「テレワーク、フレックスなどの制度整備が各企業で進むと思う」
・「子育て、介護など個人の状況に合わせた柔軟な勤務制度が各企業で整備されると思う」
・「有給休暇の義務化に伴い、休暇の絶対的日数が増えると思う」
・「給与が増えると思う」・
・「フリーランスや副業など多様な働き方が推進されると思う
・「評価制度の見直しが進むと思う」
・「高齢者の雇用が促進されると思う」
・「外国人の雇用が促進されると思う」
・「制度が整っている企業への転職が増えると思う」
・「給与が高い企業への転職が増えると思う」
・「残業を減らす動きが強まると思う」

■ 若い年齢ほどポジティブであるという傾向に

年代別で本調査の回答を分析すると、若い年齢であるほど、「2018年度の振り返り」および「2019年度への期待」の双方においてポジティブに捉えていることが分かった。「2018年度の振り返り」における「⑥女性・若者の活躍」「⑧子育て・介護と仕事の両立」「⑨外国人材受け入れ」、「2019年度への期待」における「業務改善に繋がるツールの導入」などで傾向が大きく見られた。

■調査概要

実施期間 2019年2月28日~3月14日
対象 主に「Backlog」ユーザー(有効回答数 236件)

■まとめ

2018年度の「働き方」については、変化を感じた人の方がやや多かった。特に長時間労働、柔軟な働き方から変わってきているようだが、その他の具体的な変化は「給与アップ」を除き、今年度以降に大きな期待を寄せているといえるだろう。働き方改革まであと少し。この調査結果どおり、2019年の働き方が多くの企業で改善されることを期待したい。

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