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「こんな職場はもう限界・・・」退職するのは根性がないからではなく、根本的なところに原因が?

2019.04.01
オフィスのミカタ編集部

4月は新卒社員が社会人としての第一歩を迎えるが、入社前に抱いていた期待とは裏腹に、様々なギャップを感じることも多い。建設業界に特化した基幹システムなどを開発・販売しているエニワン株式会社は、新入社員の早期退職にはどのような背景があるのか調査した。退職経験のある社会人を対象に「新入社員の退職理由について」聞いたところ、業務効率が悪いからという意外な回答が得られた。

■64.0%が、入社2年未満で退職した経験がある!

■64.0%が、入社2年未満で退職した経験がある!

「入社2年未満で退職をした経験がありますか?」と質問したところ、64.0%の方が「はい」と回答する結果となった。
退職理由については「社内体制に対する不満」-44.0%を筆頭に、「給与面に対する不満」-40.1%、「人間関係」-38.7%、「やりがいがなかった」-25.7%と続いた。

■効率の悪い方法は仕事量に直結する

■効率の悪い方法は仕事量に直結する

上項で社内体制に不満をもって退職を決意する回答が最も多い結果となったが、組織では、どのような社内体制だったのか。
「どのような社内体制でしたか?」と質問したところ、「変なルールがある」-57.1%、「業務効率が悪い」-52.8%、「昇給・昇進がしにくい」-37.2%、「システムが使いにくい」-24.0%という結果となった。
「業務効率」や「システム」に着目してみると効率の悪い方法は仕事量に直結し、それが評価や業務時間に影響してしまう為、不満がたまりやすいポイントといえるようだ。

■仕事をする上で最も優先することは「働きやすさ」

■仕事をする上で最も優先することは「働きやすさ」

業務上不便に感じるという回答が多いことがわかり、そこで、「仕事をする上で最も優先することを教えてください」と質問したところ、「働きやすさ」-39.2%が最も多く、次いで「給与面」-26,3%、「人間関係」-14.2%、「やりがい」-9.9%と続いた。

■8割近くの方が「働き方改革関連法」を注目している!

■8割近くの方が「働き方改革関連法」を注目している!

2019年4月から本格的な適用がはじまる「働き方改革関連法」についても質問をしたところ、75.2%の方が関心があると回答。
その中で働き方改革関連法の中で最も重視していることとして、「5日間の有給休暇取得の義務化」-55.0%が最も多く、次いで「残業時間の罰則付き上限規制」‐36.4%や「3ヶ月のフレックスタイム制が可能になる」-21.2%などに票が集まり、やはり労働者は「時間」を重要視しているということが分かった。

■様々なニーズに適時対応!

■様々なニーズに適時対応!

工務店業務に特化したオールインワン基幹システム「AnyONE」は地元密着型の工務店から、広範囲で営業・施工している住宅建築会社まで、2700社が活用している基幹システム。
「システムが使いにくい」、「業務効率が悪い」といった課題に、簡単にスムーズな業務フローを確立できる。

・業務の合理化
・一元化
・効率化を図る
・不要な労働時間の削減
・導入しやすい低コスト月額制の料金体系

■調査概要

「新入社員の退職理由」に関するアンケート
【調査日】  2019年3月7日(木) ~ 2019年3月8日(金)
【調査方法】 インターネット調査
【調査人数】 1,003人
【調査対象】 全国20代~30代の男女
【モニター提供先】ゼネラルリサーチ

■まとめ

「働き方改革」が推し進められる中、社員を繋ぎとめておくには業務効率をあげる仕組みを企業側が取り入れる必要があるようだ。業務フローをルール化することで仕事の流れが明確になり、効率的で働きやすい環境を生み出すことができる。効率的な仕事で「時間」を有意義に活用することができる職場環境を整えることで、社員の定着率向上が期待できそうだ。

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