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初任給の使い道、理想の上司像~新入社員と先輩社員でどう違う?~

2019.04.17

総合不動産事業を展開する株式会社ベルテックス(所在地:東京都新宿区)は、入社2年目の社員と、新入社員の意識変化について、アンケート調査を実施。初任給の使い道、理想の上司像などに違いががでた。

■社会人として働く上で必要なこと、新入社員は「知識やスキル」2年目社員は「ルールと成果」

■社会人として働く上で必要なこと、新入社員は「知識やスキル」2年目社員は「ルールと成果」

社会人として働く上で必要なことを聞いたところ、新入社員は「知識やスキル」が重要だと考えている人の割合が一番多い結果となった。それに対し、2年目の社員は「ルールやマナー」、「成果・数字」を重要だと捉えている人が多くいた。2年目社員は1年仕事に取り組んだ結果、知識やスキルに不安が少なくなったことも理由に挙げられるが、顧客が満足する対応には「知識やスキル」だけではない「ルールやマナー」が大切であることを実感しているようだ。また、目標の設定以上に成果を重要視していることも新入社員と2年目社員で大きく違いがあった。

■2年目社員は「意見を尊重」する上司・先輩になりたい

■2年目社員は「意見を尊重」する上司・先輩になりたい

「先輩・上司になったとき、新卒に対して何を意識するか」を聞いた。入社後すぐの新卒の視点では「先輩・上司に求めること」とも言える。
新入社員、2年目社員ともに「相談しやすい」が多い結果になったが、大きな違いは2年目社員に「意見の尊重」という回答が多かったことだ。新入社員は改善点の指摘、知識・スキルなど「吸収したい」という意欲が結果に出ているが、入社から1年経過した2年目社員は、自主性・主体性が育まれ、意見を持てるようになっている。

■初任給の使い道、ダントツ1位は「親にプレゼント」、2年目社員は「仕事で使うもの」と自分に投資

■初任給の使い道、ダントツ1位は「親にプレゼント」、2年目社員は「仕事で使うもの」と自分に投資

初任給や歩合給など、お金の使い道について聞いたところ、新入社員には「何に使いたいか」、2年目社員には「何に使ったか」を質問した。
新入社員、2年目社員ともに「親にプレゼント」と親に今までの感謝の気持ちを伝えたいという傾向がある。
1年の差で大きく異なる点は、2年目社員に「仕事で使うもの」「親やお世話になった人との食事」という回答が増えており、「仕事で使うもの」は主にスーツや靴など、仕事で身に付けるものを挙げている。不動産事業の営業職は、経営者や投資家の顧客が多いこともあり、そのような顧客から信頼を得られる人になれるよう「自分を磨く、自分に投資したい」など、自己成長のために使いたいという声もあった。

■まとめ

社会人として働く上で必要なことに、新入社員は「知識やスキル」をあげ、2年目社員は「成果・数字」とあげている。1年間の勤務で社会人としての心構えが大きく変わったことが表れているのではないだろうか。小さな努力の積み重ねが、次年度への経験値やスキルとなり、周囲からの評価に変わっていくだろう。

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